Arthur Brown's Kingdom Come - Galactic Zoo Dossier
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ザ・クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンっつうのはご存じだろうか?ヴィンセント・クレインやカール・パーマーってのはそこから輩出されたメンツなのだが、もちろん御大アーサー・ブラウンのシアトリカル且つ時代を超越した大胆なパフォーマンスと音楽世界はいつまでも強烈なインパクトを誇っている。「FIre」のビデオを見たことのある人ならそのインパクトは承知の上だろう…。

そんなアーサー・ブラウンがザ・クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンを解体した後に創り上げたバンドがアーサー・ブラウンズ・キングダム・カムですね。その最初のアルバム「銀河動物園白書」が1970年にリリースされていて、ここから三部作という触れ込みで実際に三枚のアルバムがリリースされているんだけどさ、昔からモノの本などによると「名作!」とか「傑作!」とか評論されていて、気になっていたんだがなかなか手に入れられなくて結局入手したのは恒例のカウンターフィット盤での「ジャーニー」だったワケよ。それがまたドラムマシーンで打ち込んだ作品で、単発で聴いても一体どこが面白いんだ?ってくらいなものでしかなかったので、印象が良くなかった。まぁ、それでもやっぱりアーサー・ブラウンだから、ってことで記憶から消えていたファーストアルバム「銀河動物園白書」をCDが出たってことで聴いてみたのだな。
「…。」。なんつうのかな…、シアトリカルってのか演劇性が高くてスペイシーというのか向こうの世界って言うのか…、プログレッシヴっつうのか…、ザッパ的なユーモアセンスを英国のセンスでやるとこうなるんだろう、ってな具合で、レコードの針が引っ掛かったような引っ掛けリズムが入っていたり、効果音はもちろんスペイシーに入り込んでいるし、楽曲構成はホントにどういう風に組んだのか意味不明だし、それでもバンドが付いてくるんだから楽譜でもあったんだろう。そういう意味においては稀代の天才とも言える人だ。リスナーとして楽しめるか、ってのはちょっと別だが、もの凄いってのはわかる。完成された音楽とはこういうことを言うのだろう。それが面白いかってのはちょっと別。
ん~、簡単に言うとステージと一緒に見るならば面白いかもしれないけど、音だけで聴くとちょっとキツイんじゃない?完全にハマり込める人は大丈夫だけどね。間違っても片手間に流して、とか何かしながらとかでは聴けない音楽世界で、じっくりと聴かないとわからない。そうするとこの繊細な音世界とか狙い所ってのがわかってくる。歌詞まで理解していればこのアルバムは相当に面白い作品。だが、そこまで進めないのであれば聴かない方が良いかなぁ…。酷評になっちゃうもん、多分。
ん?自分?じっくり聴いたから凄いな…と思う部分が大きい。ただ、今欲しいのはそういうのじゃないから…ってのはある。だからタイミング合えば凄いハマる。


そんなアーサー・ブラウンがザ・クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンを解体した後に創り上げたバンドがアーサー・ブラウンズ・キングダム・カムですね。その最初のアルバム「銀河動物園白書」が1970年にリリースされていて、ここから三部作という触れ込みで実際に三枚のアルバムがリリースされているんだけどさ、昔からモノの本などによると「名作!」とか「傑作!」とか評論されていて、気になっていたんだがなかなか手に入れられなくて結局入手したのは恒例のカウンターフィット盤での「ジャーニー」だったワケよ。それがまたドラムマシーンで打ち込んだ作品で、単発で聴いても一体どこが面白いんだ?ってくらいなものでしかなかったので、印象が良くなかった。まぁ、それでもやっぱりアーサー・ブラウンだから、ってことで記憶から消えていたファーストアルバム「銀河動物園白書」をCDが出たってことで聴いてみたのだな。
「…。」。なんつうのかな…、シアトリカルってのか演劇性が高くてスペイシーというのか向こうの世界って言うのか…、プログレッシヴっつうのか…、ザッパ的なユーモアセンスを英国のセンスでやるとこうなるんだろう、ってな具合で、レコードの針が引っ掛かったような引っ掛けリズムが入っていたり、効果音はもちろんスペイシーに入り込んでいるし、楽曲構成はホントにどういう風に組んだのか意味不明だし、それでもバンドが付いてくるんだから楽譜でもあったんだろう。そういう意味においては稀代の天才とも言える人だ。リスナーとして楽しめるか、ってのはちょっと別だが、もの凄いってのはわかる。完成された音楽とはこういうことを言うのだろう。それが面白いかってのはちょっと別。
ん~、簡単に言うとステージと一緒に見るならば面白いかもしれないけど、音だけで聴くとちょっとキツイんじゃない?完全にハマり込める人は大丈夫だけどね。間違っても片手間に流して、とか何かしながらとかでは聴けない音楽世界で、じっくりと聴かないとわからない。そうするとこの繊細な音世界とか狙い所ってのがわかってくる。歌詞まで理解していればこのアルバムは相当に面白い作品。だが、そこまで進めないのであれば聴かない方が良いかなぁ…。酷評になっちゃうもん、多分。
ん?自分?じっくり聴いたから凄いな…と思う部分が大きい。ただ、今欲しいのはそういうのじゃないから…ってのはある。だからタイミング合えば凄いハマる。
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