String Driven Thing - The Early Years (Mark Two)
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不思議な音を出すグループは英国に山のようにいるのだが、このString Driven Thingもそのひとつでして、それもまた不思議なことに1968年頃にデビューして次のセカンドアルバムをリリースするまでにまた4年ほどかかっているという…。しかもスモール・フェイセスじゃないけれど、ファーストアルバムで自らのバンド名を冠したのに、セカンドアルバムでも同じ自分のバンドの名前をタイトルにしているのでまたややこしい。…とは言えどもそもそもこのファーストアルバム「The Early Years (Mark Two)」自体の存在は自主制作だったと言うからメジャーシーンでその音源の存在が忘れ去られていたとのことで、まぁ、不思議はないが、それならばもちっとしっかりと区分けしたジャケットとタイトルを付けてもらいたかったものだが、自主制作時のものをそのまま使用ということで、これもやむを得ない事情…。

そんなString Driven Thingの最初の作品「The Early Years (Mark Two)」がちょっと前に発掘されてCDでリリースされたもの。まぁ、メジャーになってからの彼等の音ってのはこれまた面白くて狂気的なフォーク…、プログレッシブ・フォークと言う感じで鬼気迫るモノがあって好きなんだよね。だから、そんなバンドの発掘音源ってことで興味津々で聴いたんだけど…、ちょっと驚いた。狂気じみたフォークの音色ってのではなくって、もっと時代に合ったサイケデリックフラワーのカラフルなポップな楽曲をいっぱい詰め込んだサウンドでした。フォークと言えばフォークだけど、この時代のポップスを模倣している感じで、バンドの個性があるとしたら、後に目立った歌声として出てくるポーリンという女性の歌声がコーラスで入っていて、よりカラフルになっているってところか。
う~ん、同時代のキンクス的に多様な音が入ってる。この時代の自主制作って一体どんなレベルなんだろ?この「The Early Years (Mark Two)」だってしっかりストリングスやホーンなんてのも入ってるし、歌もミックスもしっかりステレオで録音されているんだから単に自分達の録音機材による自主制作とかじゃないのは確か。しっかりとプロデューサーも立てて制作されたプリプロダクションのレベルなんだろうと思うんだが、当時リリースされなかったのはやはり取り立てて売り文句も見つからなかったってことか。そんな幻の作品として聴くと煌びやかで楽しくなるサウンド♪


そんなString Driven Thingの最初の作品「The Early Years (Mark Two)」がちょっと前に発掘されてCDでリリースされたもの。まぁ、メジャーになってからの彼等の音ってのはこれまた面白くて狂気的なフォーク…、プログレッシブ・フォークと言う感じで鬼気迫るモノがあって好きなんだよね。だから、そんなバンドの発掘音源ってことで興味津々で聴いたんだけど…、ちょっと驚いた。狂気じみたフォークの音色ってのではなくって、もっと時代に合ったサイケデリックフラワーのカラフルなポップな楽曲をいっぱい詰め込んだサウンドでした。フォークと言えばフォークだけど、この時代のポップスを模倣している感じで、バンドの個性があるとしたら、後に目立った歌声として出てくるポーリンという女性の歌声がコーラスで入っていて、よりカラフルになっているってところか。
う~ん、同時代のキンクス的に多様な音が入ってる。この時代の自主制作って一体どんなレベルなんだろ?この「The Early Years (Mark Two)」だってしっかりストリングスやホーンなんてのも入ってるし、歌もミックスもしっかりステレオで録音されているんだから単に自分達の録音機材による自主制作とかじゃないのは確か。しっかりとプロデューサーも立てて制作されたプリプロダクションのレベルなんだろうと思うんだが、当時リリースされなかったのはやはり取り立てて売り文句も見つからなかったってことか。そんな幻の作品として聴くと煌びやかで楽しくなるサウンド♪
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