9:30 Fly - 9:30 Fly
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英国の深い森の散策はいつ飛び込んでみても面白い発見がある。更に紙ジャケCDやリマスター盤のリリースによってとんでもなくレアなものまでCD化されてきて、しかも音だけ取ればオリジナル盤を上回るであろう音質にアップされていることも多い。それが良いかどうかってのは別として、売る側もCDが売れなくなってきているのであの手この手で売ることを考えるし、カタログは多い方がそりゃ有利だろう、と。リスナー側からしても嬉しい話なので別にその商法に騙されることは悪くないっつうか、ありがたい話なのだ。そうでもなければまずCDではリリースされることなかったであろうバンドのひとつがこの9:30Fly(ナイン・サーティ・フライ)です。

ジャケットのイメージとバンド名でかなり損しているし、実際自分もなかなか手に取って一番で買うっていうことはなかったもん。やっぱね、虫とかクモとかってのはバンド名にするとそれだけで損すると思うもん。触りたくないっていうか…、まぁ、メジャーになればそれでも良いんだろうけど、ちょっとね、ね。んでジャケットも蜘蛛の巣にかかったハエで…、意味不明に9時半を示す時計でしょ?これはワケわからんよ…。そして当然なんだけど、今のネット時代に於いてもあんまり情報が出てきていない…、つまり紙媒体の時なんてもっと情報が少ないワケでして、一体どんなバンドなんだ?と興味はそそられるモノではあった。リリース当時はEmberと言うマイナーなレーベルからリリースされたものだから…。じゃあ一体何でこんなバンド知ってるんだ?と言われても困るけど、インパクト強かったからだと思う。
んで中身の音のハナシ。メランコリックなフォークを中心とした幻想的なサウンドで、エレキギターはアクセント的に入ってくるくらいで基本的にアシッド…とも言えないけど、しっとりとした音。フォーク的サウンドの要素が強いけど、A面最後(CDで聴いてるけど(笑))の「Unhinged」って曲なんてかなりの名曲ですよ、これ。オルガンもメロトロンもフルートもあり。もともとマイケルさんとバーバラさんというウェインライト夫婦によるバンドらしくて、そのヘンが作品にも影響出ていて牧歌的な雰囲気すらあるのでほのぼのと聴けるってもんだ。歌はダンナさんの方なのでいわゆる女性歌モノって感じではないけど…。しかし楽曲によって実にバラエティに富んだ楽曲が多くて、B面に入ると更に顕著でして、ハードロック調なサウンドから一気にメランコリックなアシッドフォーク?ってなところに奥様のヴォーカリゼーションが入るとか…、いや、脱帽。ある意味David BowieやT.Rex的な傾向の見えるサウンドに相通じる。1972年の作品か…、ちょっと遅かったかなぁ…、でも相当面白い音を出しているので名盤の域に達してしまうだろうね、これ。もちろん本作品一枚で行方不明となってしまったバンドですが(笑)。

ジャケットのイメージとバンド名でかなり損しているし、実際自分もなかなか手に取って一番で買うっていうことはなかったもん。やっぱね、虫とかクモとかってのはバンド名にするとそれだけで損すると思うもん。触りたくないっていうか…、まぁ、メジャーになればそれでも良いんだろうけど、ちょっとね、ね。んでジャケットも蜘蛛の巣にかかったハエで…、意味不明に9時半を示す時計でしょ?これはワケわからんよ…。そして当然なんだけど、今のネット時代に於いてもあんまり情報が出てきていない…、つまり紙媒体の時なんてもっと情報が少ないワケでして、一体どんなバンドなんだ?と興味はそそられるモノではあった。リリース当時はEmberと言うマイナーなレーベルからリリースされたものだから…。じゃあ一体何でこんなバンド知ってるんだ?と言われても困るけど、インパクト強かったからだと思う。
んで中身の音のハナシ。メランコリックなフォークを中心とした幻想的なサウンドで、エレキギターはアクセント的に入ってくるくらいで基本的にアシッド…とも言えないけど、しっとりとした音。フォーク的サウンドの要素が強いけど、A面最後(CDで聴いてるけど(笑))の「Unhinged」って曲なんてかなりの名曲ですよ、これ。オルガンもメロトロンもフルートもあり。もともとマイケルさんとバーバラさんというウェインライト夫婦によるバンドらしくて、そのヘンが作品にも影響出ていて牧歌的な雰囲気すらあるのでほのぼのと聴けるってもんだ。歌はダンナさんの方なのでいわゆる女性歌モノって感じではないけど…。しかし楽曲によって実にバラエティに富んだ楽曲が多くて、B面に入ると更に顕著でして、ハードロック調なサウンドから一気にメランコリックなアシッドフォーク?ってなところに奥様のヴォーカリゼーションが入るとか…、いや、脱帽。ある意味David BowieやT.Rex的な傾向の見えるサウンドに相通じる。1972年の作品か…、ちょっと遅かったかなぁ…、でも相当面白い音を出しているので名盤の域に達してしまうだろうね、これ。もちろん本作品一枚で行方不明となってしまったバンドですが(笑)。
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