Faces - Ooh La La
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スモール・フェイセスから大きく進歩?してフェイセスとなったバンド=ロンとロッドのキャラクターに持って行かれた感の強いバンドなんだけどね、ロッドのソロでの成功もあってバンドとしてはかなりギクシャクとした人間関係の中で行われていたレコーディングセッションがこの4枚目の「Ooh La La」という作品。っつうかこれでロニー・レインが脱退しちゃうんだけどさ、それもこのアルバムでロニー・レインが自分の作風をしっかりと見つめ直して、できるということがわかったからなんだろう、と思う。

Ooh La La
体面上はFacesとなっているけど、実質は半分ロニー・レインのアルバムに近い…、いや、歌がロッドだからとてもそうは聞こえないけど、実際はそんな感じだ。言い換えるとロッドのスワンプ的歌声を発掘してしまったのがロニー・レインってことかもしれないな。ロニー・レインのこの後のソロアルバムとか聴いてるとわかるけどカントリー、スワンプ的な方向性のものが多いし、これもまた傑作なんだけど、そういうのがこの「Ooh La La」というアルバムで思い切り出てきててさ、元来のR&Rバンドっていうのから逸脱してきている。最初の「Silicone Grown」なんてのは思い切り3コードR&Rだけど、どんどんレイドバックしてきてるもん。B面なんてモロにそういう傾向が強くて、「Glad And Sorry」ってのがさ、ロニーが歌ってるからもう思い切りレイドバックしてるし(笑)。
有名なのはアルバムタイトル曲ともなった「Ooh La La」だよね。ロッドが今でも歌っているから自分もフェイセスだったし、これは残ってるんだなぁ…なんて思ってたけど、実はこのアルバムに収録されているオリジナルバージョンはロン・ウッドの歌なんだよな。だからロッドは自分の在籍していたバンドながら自分で歌わせてもらえなかった曲をカバーしてるってことだ(笑)。なかなか面白い仕打ちになっていてロニー・レインも大笑いってとこか。ロン・ウッドからしてみたらやっぱりロッド歌う方が良いだろうってのはあっただろうから、こちらはしてやったり、か。
この頃ロッドは天狗になっていたのもあって、あまりレコーディングにも顔を出さずに大物ぶっていたとか?フェイセスはバックバンド化するのかどうか?ってな瀬戸際だったみたいで、実際ロッドのソロのバックはフェイセスだったからねぇ…。独特のR&R色は消えているけど、新しい局面を迎えたフェイセスというバンドもこの後山内テツを迎えてライブアルバム「ロッド・スチュワート & フェイセズ / ライヴ」出しておしまいになっちゃったのも必然的かも。そしてロッドは大きくアメリカに羽ばたく、か。でも、この「Ooh La La」ってアルバム、実はかなり秀作なので、見過ごしていると勿体ないアルバムだよ。イアン・マクレガンのピアノが要所要所で良い味出してるし、ロニー・レインもベーシストとしても結構弾いていてハズせない。



体面上はFacesとなっているけど、実質は半分ロニー・レインのアルバムに近い…、いや、歌がロッドだからとてもそうは聞こえないけど、実際はそんな感じだ。言い換えるとロッドのスワンプ的歌声を発掘してしまったのがロニー・レインってことかもしれないな。ロニー・レインのこの後のソロアルバムとか聴いてるとわかるけどカントリー、スワンプ的な方向性のものが多いし、これもまた傑作なんだけど、そういうのがこの「Ooh La La」というアルバムで思い切り出てきててさ、元来のR&Rバンドっていうのから逸脱してきている。最初の「Silicone Grown」なんてのは思い切り3コードR&Rだけど、どんどんレイドバックしてきてるもん。B面なんてモロにそういう傾向が強くて、「Glad And Sorry」ってのがさ、ロニーが歌ってるからもう思い切りレイドバックしてるし(笑)。
有名なのはアルバムタイトル曲ともなった「Ooh La La」だよね。ロッドが今でも歌っているから自分もフェイセスだったし、これは残ってるんだなぁ…なんて思ってたけど、実はこのアルバムに収録されているオリジナルバージョンはロン・ウッドの歌なんだよな。だからロッドは自分の在籍していたバンドながら自分で歌わせてもらえなかった曲をカバーしてるってことだ(笑)。なかなか面白い仕打ちになっていてロニー・レインも大笑いってとこか。ロン・ウッドからしてみたらやっぱりロッド歌う方が良いだろうってのはあっただろうから、こちらはしてやったり、か。
この頃ロッドは天狗になっていたのもあって、あまりレコーディングにも顔を出さずに大物ぶっていたとか?フェイセスはバックバンド化するのかどうか?ってな瀬戸際だったみたいで、実際ロッドのソロのバックはフェイセスだったからねぇ…。独特のR&R色は消えているけど、新しい局面を迎えたフェイセスというバンドもこの後山内テツを迎えてライブアルバム「ロッド・スチュワート & フェイセズ / ライヴ」出しておしまいになっちゃったのも必然的かも。そしてロッドは大きくアメリカに羽ばたく、か。でも、この「Ooh La La」ってアルバム、実はかなり秀作なので、見過ごしていると勿体ないアルバムだよ。イアン・マクレガンのピアノが要所要所で良い味出してるし、ロニー・レインもベーシストとしても結構弾いていてハズせない。
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