The Kinks - Arthur or The Decline And Fall of The British Empire
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CD屋さんを覗いて何を見るワケでもなく新譜コーナーではあれが出るのかこれが出るのか…、そしてまだやってたんだこの人ってのもあったりネットで探す情報とは全く角度の違う見た目で多数の情報が収集できる楽しさってのはあるんだが、中古のコーナーも一巡りすると同じようなときめきを得られる。でも最近の傾向としてはとにかくCDって山のようにありすぎる、ってことだ。同じタイトルでももう何回もリリースされてるじゃない?リマスターから始まって紙ジャケ、SHM-CDとかSACDやDVD-AUDIOなどなどと出る作品は決まっているからそんなのはとにかく何を手に入れて良いのか分からないくらいに同じモンがいっぱいある。そんで、CDの価値がどんどん下がっていてさ、数百円でこんなの買えるんかい?ってのもいっぱいあるから今からロックに目覚めた若者などは経済的には全然ラクに色々聴けるだろうな、とある意味羨ましい。まぁ、どれを選ぶのが適当なのかがわかりにくいってのはあるだろうが(笑)。

さて、キンクスについても同じく山のようにCDがあって、もちろんそれなりに無くなっているから売れているんだろうけど、紙ジャケも何回も出たりしてるんだ…とあれこれ見ていて持ってるくせに欲しくなるという有様(笑)。いやいや、手を出してはいけません、持ってるんだから、と言い聞かせて楽しむに留まるが…、CDコレクションってのは家にあるよりも店で見る方が多いかもしれない。家のCDって全部見直すことないもん(笑)。そんな中で妙~に聴きたくなったのがこの「アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡」。昔は日本語タイトルが長すぎてよくわからないバンドだなぁ~なんて思ってたけど、とにかく名盤ですよ、今なら声を大にして言えるくらい聴いてるから(笑)。
アナログ時代からキンクスは集めて聴いていて、その時はモノラル盤の再発を持っててさ、まぁ、この時代=1969年だからまだモノラルってもおかしくないか、ってくらいしか意識しなくて聴いてたので、それが刷り込まれていたんだよね。そこへCDリマスターによる洗礼を受けて全部入手して聴いているとさ、思い切りステレオでして…、冒頭の「Victoria」のギターイントロが左右から入ってくるってので驚いたもん。当たり前なんだけどさ、話として知っていたステレオ盤と実際に耳にするのでは大きく違うってことです。モノステの違いにハマる前に聴きたいアルバムが多かったから何枚も同じの買わなかったしさ。そういう意味では、まぁ、同じアルバムでも二度三度楽しめるのかもしれないが(笑)。
え~っと、作品自体はとにかく名盤。名盤ってもわかんないから簡単に…、名曲が揃ってるってことです(笑)。いや、え~っと…、この頃の英国ではレッド・ツェッペリンも出てきて思い切りブルースなハードロックが台頭してきて70年代のフリーインプロヴィゼーションの熱いロックの時代に入るにも拘わらずキンクスのこの「アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡」ってのは全く英国的な情景を見させてくれる作品で、慣れるとどの曲も自然に口ずさんでしまうくらいのポップさを持った大英帝国の証とも言えるアルバム。かと言ってロック的ではないかというとそうでもなくって、「Victoria」や「Brainwashed」なんていうかっちょ良いロックナンバーも揃っている。一方では「マリーナ王女の帽子のような」とか「シャングリ・ラ」や「ドライヴィン」「ミスター・チャーチル・トゥ・セイ」みたいな涙モノの聴かせる名曲もあるワケで、じゃあ他は?って言うと英国ロックです、単に。名曲とまでは言わないけど、どう聴いてもしっとりと来る曲ばかり。10回聴いてこのアルバムの良さがわからなかったらキンクスとは縁がなかったと思った方が良いかもね(笑)。数回では絶対わからないけどさ。しかしまぁ、デイヴ・デイヴィスのギターセンスが全開している作品でもある。細かいけど味のあるギター弾いててさ、「Nothing To Say」とか「Arthur」とかのオブリギターが凄いもん。
今じゃボーナストラックが10曲も入ってて…、もっともずっと追いかけているファンに取ってみれば凄くレアなテイクばかりを収録しているので嬉しい悲鳴でしたねぇ…。そのおかげで全部買い直したんだけど、ここまで出てくれると以降の紙ジャケとかはアイテム的に買うことはあっても聴くのはやっぱ最初のリマスターCDが多い。そういえばこないだ6枚組のボックス「Picture Book」もリリースされたな…。これもまたいっぱい入ってたな…。


さて、キンクスについても同じく山のようにCDがあって、もちろんそれなりに無くなっているから売れているんだろうけど、紙ジャケも何回も出たりしてるんだ…とあれこれ見ていて持ってるくせに欲しくなるという有様(笑)。いやいや、手を出してはいけません、持ってるんだから、と言い聞かせて楽しむに留まるが…、CDコレクションってのは家にあるよりも店で見る方が多いかもしれない。家のCDって全部見直すことないもん(笑)。そんな中で妙~に聴きたくなったのがこの「アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡」。昔は日本語タイトルが長すぎてよくわからないバンドだなぁ~なんて思ってたけど、とにかく名盤ですよ、今なら声を大にして言えるくらい聴いてるから(笑)。
アナログ時代からキンクスは集めて聴いていて、その時はモノラル盤の再発を持っててさ、まぁ、この時代=1969年だからまだモノラルってもおかしくないか、ってくらいしか意識しなくて聴いてたので、それが刷り込まれていたんだよね。そこへCDリマスターによる洗礼を受けて全部入手して聴いているとさ、思い切りステレオでして…、冒頭の「Victoria」のギターイントロが左右から入ってくるってので驚いたもん。当たり前なんだけどさ、話として知っていたステレオ盤と実際に耳にするのでは大きく違うってことです。モノステの違いにハマる前に聴きたいアルバムが多かったから何枚も同じの買わなかったしさ。そういう意味では、まぁ、同じアルバムでも二度三度楽しめるのかもしれないが(笑)。
え~っと、作品自体はとにかく名盤。名盤ってもわかんないから簡単に…、名曲が揃ってるってことです(笑)。いや、え~っと…、この頃の英国ではレッド・ツェッペリンも出てきて思い切りブルースなハードロックが台頭してきて70年代のフリーインプロヴィゼーションの熱いロックの時代に入るにも拘わらずキンクスのこの「アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡」ってのは全く英国的な情景を見させてくれる作品で、慣れるとどの曲も自然に口ずさんでしまうくらいのポップさを持った大英帝国の証とも言えるアルバム。かと言ってロック的ではないかというとそうでもなくって、「Victoria」や「Brainwashed」なんていうかっちょ良いロックナンバーも揃っている。一方では「マリーナ王女の帽子のような」とか「シャングリ・ラ」や「ドライヴィン」「ミスター・チャーチル・トゥ・セイ」みたいな涙モノの聴かせる名曲もあるワケで、じゃあ他は?って言うと英国ロックです、単に。名曲とまでは言わないけど、どう聴いてもしっとりと来る曲ばかり。10回聴いてこのアルバムの良さがわからなかったらキンクスとは縁がなかったと思った方が良いかもね(笑)。数回では絶対わからないけどさ。しかしまぁ、デイヴ・デイヴィスのギターセンスが全開している作品でもある。細かいけど味のあるギター弾いててさ、「Nothing To Say」とか「Arthur」とかのオブリギターが凄いもん。
今じゃボーナストラックが10曲も入ってて…、もっともずっと追いかけているファンに取ってみれば凄くレアなテイクばかりを収録しているので嬉しい悲鳴でしたねぇ…。そのおかげで全部買い直したんだけど、ここまで出てくれると以降の紙ジャケとかはアイテム的に買うことはあっても聴くのはやっぱ最初のリマスターCDが多い。そういえばこないだ6枚組のボックス「Picture Book」もリリースされたな…。これもまたいっぱい入ってたな…。
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