Ray Davies - The Kinks Choral Collection
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一気に時代を飛ばしてついこないだリリースされたばかりのキンクスのフロントマン=キンクスそのもの、のレイ・デイヴィスのソロアルバム…と言うか企画盤「The Kinks Choral Collection」が気になったので…。キンクスってのは英国ロック好きにはやっぱりハマり込む所以が多いワケでして、避けられないっつうか、思い切りハメり込んでしまうバンドなんだな。そんで、レイ・デイヴィスのソロ作品にしたって、結局キンクスで聴けたあの何とも言えない心に来るメロディってのは全然変わらない芸風なので全く同義語として機能するんですよ。だからこないだの新作「Working Man's Cafe」ももう相当の名盤。天職の芸風ですね、こうなると。

Working Man's Cafe
さてさて、そんなレイ・デイヴィスの新作「The Kinks Choral Collection」はタイトル通りにキンクス時代の…、それも初期のパイ時代の名曲ばかりにスポットを当てているけど、そのセルフカバーアルバム。っつうかライブなのかな?BBCで企画されたものらしくて、65人のコーラス聖歌隊がバックの大部分を奏でながらレイ・デイヴィスが歌うという壮大な代物。はて、これはどんなもんだろうか?と気になったので早速聴いてみるワケだ。
…そう来たか…(笑)。正にそのもの、でして、コーラス聖歌隊の渦に囲まれるレイの歌、しかし楽曲のメロディの良さは全く変わらず名曲は名曲なんだな、と様々なアレンジを聴いてみて思う。まぁ、バラード的、というかしっとりした曲調のものはそれなりの雰囲気を聖歌隊が盛り上げてくれるんだけど、ロック的な曲は全く面白いアレンジが施されている。ともすればクイーンのコーラスワーク…ってか「ボヘミアン・ラプソディ」のオペラパートみたいなのを思い出してしまってさ、それがまた「You Really Got Me」なんかで思うんだから面白い。そんなアレンジあり?ってのも大きいけど、もう45年くらい歌われているんだから今更アレンジ施して何やったっていいだろ、ってのもある(笑)。
しっかりとソロでも新たな領域を広げて、更にこうしてキンクスの歴史を再構築するかのような活動ってのはやっぱり再結成に向けて人々の意識を向けているのもあるのかな。今更老いぼれが集まってやったところで、ってのもあるがキンクスの楽曲だったらある意味では英国トラッドと同じような位置付けで聴けるからロック的なパフォーマンスではなく、再演ってな感じで十分に面白いでしょ。
そうそう、この「The Kinks Choral Collection」のジャケットなんだけど、どこかで見たような作風…と思ったらウィリアム・ブレイクの作品らしい。なるほど…、こないだ映画「レッド・ドラゴン」を見ていたから同じような印象の絵だってことに思い当たったんだな…。何故にコレを採用したのかわからんけど多分意味あるんだと思う。しかし、コーラス聖歌隊に囲まれたキンクス名曲の数々…、やっぱ名曲ばかりだなぁ…。



さてさて、そんなレイ・デイヴィスの新作「The Kinks Choral Collection」はタイトル通りにキンクス時代の…、それも初期のパイ時代の名曲ばかりにスポットを当てているけど、そのセルフカバーアルバム。っつうかライブなのかな?BBCで企画されたものらしくて、65人のコーラス聖歌隊がバックの大部分を奏でながらレイ・デイヴィスが歌うという壮大な代物。はて、これはどんなもんだろうか?と気になったので早速聴いてみるワケだ。
…そう来たか…(笑)。正にそのもの、でして、コーラス聖歌隊の渦に囲まれるレイの歌、しかし楽曲のメロディの良さは全く変わらず名曲は名曲なんだな、と様々なアレンジを聴いてみて思う。まぁ、バラード的、というかしっとりした曲調のものはそれなりの雰囲気を聖歌隊が盛り上げてくれるんだけど、ロック的な曲は全く面白いアレンジが施されている。ともすればクイーンのコーラスワーク…ってか「ボヘミアン・ラプソディ」のオペラパートみたいなのを思い出してしまってさ、それがまた「You Really Got Me」なんかで思うんだから面白い。そんなアレンジあり?ってのも大きいけど、もう45年くらい歌われているんだから今更アレンジ施して何やったっていいだろ、ってのもある(笑)。
しっかりとソロでも新たな領域を広げて、更にこうしてキンクスの歴史を再構築するかのような活動ってのはやっぱり再結成に向けて人々の意識を向けているのもあるのかな。今更老いぼれが集まってやったところで、ってのもあるがキンクスの楽曲だったらある意味では英国トラッドと同じような位置付けで聴けるからロック的なパフォーマンスではなく、再演ってな感じで十分に面白いでしょ。
そうそう、この「The Kinks Choral Collection」のジャケットなんだけど、どこかで見たような作風…と思ったらウィリアム・ブレイクの作品らしい。なるほど…、こないだ映画「レッド・ドラゴン」を見ていたから同じような印象の絵だってことに思い当たったんだな…。何故にコレを採用したのかわからんけど多分意味あるんだと思う。しかし、コーラス聖歌隊に囲まれたキンクス名曲の数々…、やっぱ名曲ばかりだなぁ…。
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