Yes - 90125
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エイジアの成功と共に80年代にヒットチャートを賑わしたプログレバンドと言えばもちろんイエスでしょう。ジェネシスから出てきたフィル・コリンズの勢いはこの後に続くこととなるんだが、イエスの驚異的なヒットには驚かされた人も多いはず。今となっては事情が色々あって、メンバーが云々、シネマというバンドからの発展で云々とか色々とネットで調べると出てくるからなるほど~、そういう舞台裏だったのかとわかることも多いが、その頃はそんな細かい情報なんぞ知る由もなく、あのイエスがこれか?なんてな感じで動揺を隠せなかった人も多かったようだし、実際にこの辺のイエスはイエスとして認めていないファンももちろん多い。まぁ、前作「ドラマ」からおかしかったが。

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1983年リリースの起死回生ともなったイエスの「ロンリー・ハート」、全米一位獲得のエイジア以上の大ヒットを放ったアルバムだとか…。もちろんアルバムオープニングを飾る「
Owner of a Lonely Heart」の大ヒットによるトコロが大きいんだけど、アルバム全体としても同じような路線が貫かれているので、決してシングルヒット曲「
Owner of a Lonely Heart」が浮いているワケでもない。そもそもこの頃のイエスというのはこういう音だったのだ、ってことです。
メンバーがさ、よくわかんなくてどうなってるのかと思ったら、トレヴァー・ラビンのギターとトニー・ケイの鍵盤だったんだね。ここでトニー・ケイ復活ってのは結構驚きでもあるが、アルバム全体感としてはやっぱりトレヴァー・ラヴィンのギターセンスに満ち溢れているのでヘンなハードロック的サウンドに繊細な要素がいくつか織り込まれたモノになってる。クリス・スクワイヤーによるリードベースももちろん全体をグイグイ引っ張ってるので、全くイエスらしい部分は残っていたり、やっぱり歌がジョン・アンダーソンなのでコーラスも含めてやっぱイエスだわ、ってくらいにイエス。この辺の音の方が聴きやすくて良い気もするけどな(笑)。
改めてイエス的に聴くとかなり細部で凝っているので、決して単なるポップアルバムではないことはよくわかるハズなんだけど、やっぱりシングルヒット「
Owner of a Lonely Heart」による嫌悪感なのかなぁ…。まだまだこの「ロンリー・ハート」イエスは何度も聴くって人少ない気がするし。ただ、ここからイエスを知った人は昔に遡れないってのもよくわかる(笑)。自分的には昔のイエスの印象とさほど変わらないかな…。いや、音と言うよりもやっぱりジョン・アンダーソンの声だからさ…。あとはどこか良質のフュージョン的なのもあったからやっぱりねぇ…、厳しいっす。



1983年リリースの起死回生ともなったイエスの「ロンリー・ハート」、全米一位獲得のエイジア以上の大ヒットを放ったアルバムだとか…。もちろんアルバムオープニングを飾る「


メンバーがさ、よくわかんなくてどうなってるのかと思ったら、トレヴァー・ラビンのギターとトニー・ケイの鍵盤だったんだね。ここでトニー・ケイ復活ってのは結構驚きでもあるが、アルバム全体感としてはやっぱりトレヴァー・ラヴィンのギターセンスに満ち溢れているのでヘンなハードロック的サウンドに繊細な要素がいくつか織り込まれたモノになってる。クリス・スクワイヤーによるリードベースももちろん全体をグイグイ引っ張ってるので、全くイエスらしい部分は残っていたり、やっぱり歌がジョン・アンダーソンなのでコーラスも含めてやっぱイエスだわ、ってくらいにイエス。この辺の音の方が聴きやすくて良い気もするけどな(笑)。
改めてイエス的に聴くとかなり細部で凝っているので、決して単なるポップアルバムではないことはよくわかるハズなんだけど、やっぱりシングルヒット「

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