Nena - First America




紙ジャケがリリースされるってことなので、アメリカ編集盤のファーストアルバム「ファースト・アメリカ」です。ジャケットもアメリカ盤とは異なり日本独自のジャケットを採用したもので、いやね、当時このアルバムをモロに買ったんで懐かしい記憶なんですよ。CD出てるんだ~なんて思ったら、今度初めてCDリリースされるらしい…。そりゃそうだろうな、これは中途半端な編集盤だし。当時ドイツでは既にデビューアルバム「Nena」をリリースしていて、そこからのシングルカットで例の「


そんで、この「ファースト・アメリカ」でのトピックスは…、やっぱり英語バージョンの「99 Red Balloons」だね。当時大全盛期だった何とかミックスとかで左右ステレオに音が飛び交い、見事に編集されてときめいたくらいの音の新鮮さに感動を覚えて聴いたもんだ。今聴くと凄く違和感のあるバージョンだけど、いやいや、これが新鮮だったんですよ、お子様には。そこから続くファーストアルバム「Nena」では聴いたことのない新曲群のレベルの高さにも感動してひたすら聴きまくった。名曲しか入ってないんじゃないかと思ってたくらいだから恐ろしい(笑)。なんかねぇ、どれもこれもモノ哀しいキッチュさがあって…、アメリカ的じゃなくってユーロ的なんだよ、もちろん。だから当時からこのユーロさに惚れてたんだと思う。今でも好きだからなぁ…そういうのは。
それから何年かもちろん忘れ去っていたんだけど、21世紀入ったあたりからチマチマと手に入りにくいネーナのCDをいくつも手に入れ始めてる。子供が4人もいるネーナは童謡を歌っていたりするのだが、そういうのは日本では手に入らないワケで、ドイツでしか売ってない。まぁ、ネットで買えば買えるけどやたらと高いモノにつくのでそういう買い方はしていないんだよね。セコセコと中古CD屋さんを探すしかないんだけど、なかなか手に入らないからこそ面白いんだ、これ。もちろん聴いたら全然つまらないとは思うけど(笑)。
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