The Pogues - Hell's Ditch

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 元来面倒見の良いジョー・ストラマーがアイルランドのトラッドパンクバンド、ポーグスの手伝いを始めたってのも何となく分かる気がする。それまでジョー・ストラマーがポーグスってバンドをどれだけ知ってたかってのはちと疑問だけど、聴けばまぁわかるだろうな…。そんなジョー・ストラマーがプロデュース業という珍しい職種に挑戦したのがポーグスの5枚目のアルバム「Hell's Ditch」でのことでした…。

Hell's Ditch JUST LOOK THEM STRAIGHT IN THE EYE AND SAY POGUE MAHONE!!
The Pogues - Hell's Ditch (Expanded) Hell's Ditch

 1990年リリースの割と脂の乗った時期の作品「Hell's Ditch」でして、ウワサのシェーンはこのアルバムでクビ…、アルコール中毒になり過ぎて看板が看板じゃ無くなっちゃってねぇ…。更に驚きはこの後ジョー・ストラマーがツアー時のボーカルとして参加して日本にも来ていたってことだ。そのライブ盤をリリースしてもらいたいもんだよな、ホントに。

 まぁ、そういう関係にも発展したのはこの「Hell's Ditch」でのプロデュース業が非常に面白かったってことでしょう。聴いてみるとわかるんだけど、シェーンの唄うスタイルってのが元々ジョー・ストラマーと似通っている部分が多いからってのもあるけど、アルバム全編がまるでジョー・ストラマーそのものっていう感じに出来上がっているんだよね。なんでポーグスなの?ってくらいにジョー色がたっぷり。楽曲はもちろんポーグスお得意のアイルランドトラッドを持ち込んだものばかりなんだけど、シェーンの声とアルバム全体を包む雰囲気はもうジョーそのもの。後のメスカレロスを聴いてみるとわかるけど、それの原点がこういうトコロで聴けて、あぁ、こういうのの拡大版がやりたかったんだな、なんて思えてしまう。

 そして「Hell's Ditch」は名盤だと思うよ。もっともポーグスのその近辺の作品はどれもレベルが高くて面白いので、5枚とも聴いてみると良いんだけど、捨て曲がないし聴きやすい。「The Pogues - Hell's Ditch (Expanded) - Sayonara Sayonara」なんて日本語タイトルの曲もあったりするけど、まぁ、そういう話題だけじゃなくて主張が一本通ったアルバムで、やっぱりジョー色があるから、ってのは大きい(笑)。実際曲作りに絡んだワケじゃないみたいなのでジョー色ってのもおかしな話だけど…ね。

 ちょっと前に再結成して日本にも来てライブをやってたけどどうなんだろ?もういい歳だろうからどこまでパンク?ってのはあるだろうし…。まぁ、それでも面白さに変化がなきゃいいんだけどね。あぁ、ジョー参加時のライブ映像とか見たいねぇ…。あ、You Tubeにある…、な(笑)。



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フレ
Posted byフレ

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