



2006年2月22日に
キンクス
のフロントマンである
レイ・デイヴィス
の
新作が国内盤でリリース
されたので早速アマゾンチェックしてゲット♪ 昔に比べればインターネットなどで事前情報が掴みやすくなっているにもかかわらず、ほとんどと言って良いくらい情報が流れていなくて、まぁ、そのまま買って聴けばいいんだけどさ。最近のネット事情は検索エンジン使っても宣伝サイトとかショップサイトしか出てこなくて、昔みたいにファンサイトがズラリと並ばないので全く情報が遅い。みんなアマゾンの成り代わりやってるだけでまともに自分で情報入れて展開しているところが無さ過ぎるのでつまらん状況になってる。やっぱネットってのはオタクな連中が仲間内で情報公開するだけになっているような気がするんだよな。何処にも属すのが好きじゃない自分としては独自で情報収集するしかないんのでちょっと大変。ま、いいか。良い音楽に出会えればね♪
んなことで、1998年の
「ストーリーテラー」
アルバムから7年、それまで何度かウワサに上がったスタジオアルバムがようやく
「Other People's Lives」
として陽の目を見たので聴いてみると、やっぱり
レイ・デイヴィス
の音楽的才能は全く衰えることを知らない真の天才とも呼べるサウンドクリエイターだということが証明された作品。どの曲もどの時代に書かれていても全く違和感なく聴けてしまうであろう作風で、レイ節が炸裂しまくってる。さすがにハードなロックナンバーってのは姿を消しているんだけど、その分独白を聴かせる作風が多く、アレンジ面ではさすがに新しい手法を用いているのでやっぱ2006年のアルバムって感じではあるけど、基本的にアコギと歌さえあれば成り立ってしまう人だからあくまでもアレンジっていう隠し味のレベルかな。それにしても面白い。骨格的にはどこを切っても
レイ・デイヴィス
なんだけど、楽曲はかなりバラエティに富んだアルバムで何となく、何となくのイメージなんだけど1980年代後期のロンドン時代を彷彿とさせるパターンと、60年代の名曲群「Waterloo Sunset」に代表されるサウンドに近い印象の哀しくも美しく、正にレイって印象のサウンド、それから前作
「ストーリーテラー」
から続くレイ風な作品に分けられるかな。ま、アレコレ書いてもしょうがないんだけど(笑)、多分コレ、50回くらいは聴けるな。久々に良いものに出会えたっていう直感があるし♪
んなことで
キンクス
から離れた
レイ・デイヴィス
なんだけど、ホントに離れたのかな?昨年はロンドンのロイヤルアルバートホールでライブをやったらしくて、しかも自分のバンドを従えてやっているって言うんだから、なら
キンクス
でやってくれれば良いのにな~とか思うんだけど。1995年に来日した時にはクラブチッタ川崎で目の前でキンクスを見て、ザ・ニュースのお姉さん達と仲良くなって、ステージの裏で待ってたらボブ・ヘンリットのスティックもらったりして楽しかったな。その年の12月には確かレイがソロで来日して今度は渋谷のちっちゃなホールで5メートルくらいの距離でレイを見て盛り上がってた。大物バンドの大がかりなステージも良いけど、やっぱ小さなハコで親しみを持って接触するライブの方が好きだな。ジョー・ストラマーの時もそういうので見たから凄く想いが伝わってきたしね。レイはまたどこかで見たいな。
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