Black Sabbath - Sabbath Bloody Sabbath
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ハードなディストーションギターによるロック=ハードロックとかヘヴィメタルとかの類が出てきて早くも40年くらいになる。今でも進化進歩はしてるんだろうけど、結局ギターを歪ませた音でハードにがなり立てるというスタイルは相変わらずだ。ロックのパイオニア達は如何に早くからその初期衝動を音にして表していたことかとまじめに考えると驚く。そんな中、多分その創世記から現時点に於いてもまだ現役で同じ音を奏でている人達もいるワケだ。

ブラック・サバスの1973年リリースの5枚目「血まみれの安息日」を…。クイーンが出てきた頃ブラック・サバスは既にこの作品と完成度の高さを誇っていたワケだな。ジャケットがちょっとブラック・サバスらしくないというか英国らしくないというか、違う感じがするんだけど言い換えればヘヴィメタルのジャケットとしては非常にそれらしいのかもしれない。まぁ、そんなことよりも中身の濃さが素晴らしいんだが。
一体どうしたらこんなにヘヴィでダークなリフが作れるんだい、アイオミ君?そういうリフが顕著に収められているのがこの「血まみれの安息日」というアルバムじゃないだろうか。もちろん過去作品「Paranoid」「Black Sabbath, Vol. 4」なんてのも名盤の域なんだけど、「血まみれの安息日」も相当に凄い…っつうか完璧と言っても良いくらいのリフレインが怒濤のように聴けるもんだ。オジーの抑揚の少ないボーカルがあってアイオミのダークなリフが生きるんだろうけど、それにしてもメンバーそれぞれの個性と存在感が圧倒的に出てきているし、そのバランスも見事。ギーザーも正しくツボを得たベースラインをこれでもかと重く聴かせてくれるし、何よりもこれまでのブラック・サバスとはちょっと逸脱してきていて、ダーク+キャッチーなメロ、みたいな曲展開が多い中、更にシンセイザーに挑戦ってなことで当時全盛期のイエスのリック・ウェイクマンをゲストに迎えて実験してるし。この「Sabra Catabra」の完成度が高いんだ。リフのみならずバンドアンサンブルも最高に熱くてクールだし、ツェッペリンの即興とほとんど変わらないくらいの音世界が聴けるもん。
曲はねぇ~、好みと言えばやっぱり「血まみれの安息日」がダントツだけど、どれもいいな…。A面は最強とも言える布陣じゃないか?B面も…いいんだわ、これが(笑)。今はリマスター盤のCDを聴いているんだけどさ…、滅茶苦茶音良いな…。色々な音があちこちから鳴ってきてハッとすることも多いし、音の分離が凄く良くなってる…。あんまりこだわらないんだけど、やっぱリマスターは音の印象が変わるね。じっくり聴いているとどうやってオーバーダビングしてったのかなぁ~とか何となく聞こえるもん。あ、被せた、とかさ(笑)。
いやぁ、話を戻そう…。アイオミさんのギターソロがね、全く突出しているっていうのか、これっきゃないっ!って感じのソロとかオブリガードでして…、その辺も見事だしさ。段々洗練されてきたブラック・サバスの頂点の作品とも云える。
そういえばまた7月末頃には紙ジャケSHMCD「血まみれの安息日(紙ジャケット仕様)」として再発されるらしいが…、よく出るなぁ…。


ブラック・サバスの1973年リリースの5枚目「血まみれの安息日」を…。クイーンが出てきた頃ブラック・サバスは既にこの作品と完成度の高さを誇っていたワケだな。ジャケットがちょっとブラック・サバスらしくないというか英国らしくないというか、違う感じがするんだけど言い換えればヘヴィメタルのジャケットとしては非常にそれらしいのかもしれない。まぁ、そんなことよりも中身の濃さが素晴らしいんだが。
一体どうしたらこんなにヘヴィでダークなリフが作れるんだい、アイオミ君?そういうリフが顕著に収められているのがこの「血まみれの安息日」というアルバムじゃないだろうか。もちろん過去作品「Paranoid」「Black Sabbath, Vol. 4」なんてのも名盤の域なんだけど、「血まみれの安息日」も相当に凄い…っつうか完璧と言っても良いくらいのリフレインが怒濤のように聴けるもんだ。オジーの抑揚の少ないボーカルがあってアイオミのダークなリフが生きるんだろうけど、それにしてもメンバーそれぞれの個性と存在感が圧倒的に出てきているし、そのバランスも見事。ギーザーも正しくツボを得たベースラインをこれでもかと重く聴かせてくれるし、何よりもこれまでのブラック・サバスとはちょっと逸脱してきていて、ダーク+キャッチーなメロ、みたいな曲展開が多い中、更にシンセイザーに挑戦ってなことで当時全盛期のイエスのリック・ウェイクマンをゲストに迎えて実験してるし。この「Sabra Catabra」の完成度が高いんだ。リフのみならずバンドアンサンブルも最高に熱くてクールだし、ツェッペリンの即興とほとんど変わらないくらいの音世界が聴けるもん。
曲はねぇ~、好みと言えばやっぱり「血まみれの安息日」がダントツだけど、どれもいいな…。A面は最強とも言える布陣じゃないか?B面も…いいんだわ、これが(笑)。今はリマスター盤のCDを聴いているんだけどさ…、滅茶苦茶音良いな…。色々な音があちこちから鳴ってきてハッとすることも多いし、音の分離が凄く良くなってる…。あんまりこだわらないんだけど、やっぱリマスターは音の印象が変わるね。じっくり聴いているとどうやってオーバーダビングしてったのかなぁ~とか何となく聞こえるもん。あ、被せた、とかさ(笑)。
いやぁ、話を戻そう…。アイオミさんのギターソロがね、全く突出しているっていうのか、これっきゃないっ!って感じのソロとかオブリガードでして…、その辺も見事だしさ。段々洗練されてきたブラック・サバスの頂点の作品とも云える。
そういえばまた7月末頃には紙ジャケSHMCD「血まみれの安息日(紙ジャケット仕様)」として再発されるらしいが…、よく出るなぁ…。
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