Fairyland - Score to a New Beginning
2 Comments
クラシックとメタルの融合というサウンドってのも色々あるんだよなぁ…なんて2009年新作群を聴いている中で思うモノだ。フェアリーランドってフランスのバンドを前にも紹介したことあるんだけど、こいつが三枚目のアルバム「スコア・トゥ・ア・ニュー・ビギニング」をリリースしたので、まぁ、前回聴いた時にこういうアニメ音楽みたいな世界って面白かったし、その中でもラプソディを筆頭とするトップクラスに肉薄するってことでフェアリーランドは興味深かったので、おフランスってのもあってね、聴いてみたワケですが…、これもまたクラシックとの融合だよな、と。

「スコア・トゥ・ア・ニュー・ビギニング」というタイトルでPRGみたいなモンだから三部作の最終章らしいけど、物語の中身までは知りません。ただ、音的にはきっと壮大で雄大でクサくてドラマティックでみんなで泣こう~みたいな感じだろうと言う事は想像しているので、きっとそういう壮大なファンタジーだろうと思う。が、そこはロックから離れてしまう世界なのであまり興味がない。いや、ファンタジー自体は英国ロックでもあるから好きだけどね。
さて、聴いてみると、だ、これでもかとばかりにクワイヤが鳴り響きみんなで大合唱したくなるようなメロディがあっちこっちに出てくる雄大なもの。もちろんサウンドもメタルっつうのか…、オーケストレーション中心にメタルでリズム取りながら、みたいな感じでその壮大さには感動的ですらある。あちこち調べてみると最早バンドという形態を成してはいないらしく、鍵盤奏者だけが残り、他のメンツは全て入れ替わっているというプロジェクト的バンドになってしまったようだ。ルカッセンみたいな人だが…、それでもこんだけ雄大で壮大なモノが出来上がるってのはよほどの才能だろうな。演奏する側も譜面とか見てやるんだろうから実力者だろうし。いや、凄い。四畳半の部屋でロックンロールを奏でるという文化からは大きくかけ離れた世界観だなぁ…。
それはともかく、ジャケットのオタクさ加減からしてもわかるようなファンタジー世界と音世界を恐ろしいほどに構築した多分傑作として挙げられる作品。ただ、個人的にはそろそろ飽きてきた感はあるかな。


「スコア・トゥ・ア・ニュー・ビギニング」というタイトルでPRGみたいなモンだから三部作の最終章らしいけど、物語の中身までは知りません。ただ、音的にはきっと壮大で雄大でクサくてドラマティックでみんなで泣こう~みたいな感じだろうと言う事は想像しているので、きっとそういう壮大なファンタジーだろうと思う。が、そこはロックから離れてしまう世界なのであまり興味がない。いや、ファンタジー自体は英国ロックでもあるから好きだけどね。
さて、聴いてみると、だ、これでもかとばかりにクワイヤが鳴り響きみんなで大合唱したくなるようなメロディがあっちこっちに出てくる雄大なもの。もちろんサウンドもメタルっつうのか…、オーケストレーション中心にメタルでリズム取りながら、みたいな感じでその壮大さには感動的ですらある。あちこち調べてみると最早バンドという形態を成してはいないらしく、鍵盤奏者だけが残り、他のメンツは全て入れ替わっているというプロジェクト的バンドになってしまったようだ。ルカッセンみたいな人だが…、それでもこんだけ雄大で壮大なモノが出来上がるってのはよほどの才能だろうな。演奏する側も譜面とか見てやるんだろうから実力者だろうし。いや、凄い。四畳半の部屋でロックンロールを奏でるという文化からは大きくかけ離れた世界観だなぁ…。
それはともかく、ジャケットのオタクさ加減からしてもわかるようなファンタジー世界と音世界を恐ろしいほどに構築した多分傑作として挙げられる作品。ただ、個人的にはそろそろ飽きてきた感はあるかな。
- 関連記事
-
- Heavenly - Carpe Diem
- Fairyland - Score to a New Beginning
- Fairyland - Of Wars In Osyrhia