Marilyn Manson - The High End of Low
5 Comments
今や大御所の領域に入ってきてしまったショックホラーロックの現代版の象徴でもあるマリリン・マンソンも新譜をリリース。今回は以前マリリン・マンソンのサウンドの要ともなっていたことのあるベースのトゥイギーが復活した作品ってことで昔のマリリン・マンソンのサウンドが期待されていたが実態は如何に…。

アルバムタイトルはシンプルに「ザ・ハイ・エンド・オブ・ロウ」だが、多分意味深なんだろうな、というのは想像が付く。ジャケットも相変わらず自身のインパクトのある姿で、もう10年以上もこんなことしているマリリン・マンソンって大したモンだ。若気の至りで始めたことをやり続けるって大変じゃないかという見方をしてしまうので、そう思うんだけど仕事だと思えばできるか?う~ん、イカンな、こんなに冷めた見方をしては面白くない。
ちょっと期待して聴いたんだよね、実は。最近毒の効いたものって実はそれほど多くなくて別にマリリン・マンソンならそれができる、っていうんじゃないけど皆原点回帰してくるからさ、どこまで聴かせてくれるかなぁ…と。そしたらうん、やっぱり面白かった。自分のスタイルはしっかりと守りつつも新しいエッセンスと音とアレンジは混ぜ合わせて、しかも元来持っている微妙な空気感を醸し出すための味付けっていうのか、80年代から続くニューウェイブ的感覚とデヴィッド・ボウイやT-Rex的なグラムロック感覚が見事に融合してる。歌がどうのという人じゃないからそこは別に気にしてないけど、やっぱりマリリン・マンソンだな、っていうスタイルが音だけでも聞こえてくるからしっかりしている。ビジュアルがなくてもこの音は特徴的ですよ、実は。ロック、ってなモンだ。特にこの人のアルバムは意外とアルバムを通して何回か聴かないと世界観がわかりにくいってのもあるしね。
アメリカという国の中からアメリカ自身を批判的に描いて表現できるアーティストってのは大した度胸じゃないかなと。一方で大統領に与したりするアーティストもいるワケでさ、マリリン・マンソンってのはそういう所を絶対的に批判するだろうし、そうでなければ困る。もの凄く賢い人じゃないかと思ってるんだよね、この人は。狙ってるし、バカになれるし…。もっとも褒められないお話もいくつかあるようだが…。


アルバムタイトルはシンプルに「ザ・ハイ・エンド・オブ・ロウ」だが、多分意味深なんだろうな、というのは想像が付く。ジャケットも相変わらず自身のインパクトのある姿で、もう10年以上もこんなことしているマリリン・マンソンって大したモンだ。若気の至りで始めたことをやり続けるって大変じゃないかという見方をしてしまうので、そう思うんだけど仕事だと思えばできるか?う~ん、イカンな、こんなに冷めた見方をしては面白くない。
ちょっと期待して聴いたんだよね、実は。最近毒の効いたものって実はそれほど多くなくて別にマリリン・マンソンならそれができる、っていうんじゃないけど皆原点回帰してくるからさ、どこまで聴かせてくれるかなぁ…と。そしたらうん、やっぱり面白かった。自分のスタイルはしっかりと守りつつも新しいエッセンスと音とアレンジは混ぜ合わせて、しかも元来持っている微妙な空気感を醸し出すための味付けっていうのか、80年代から続くニューウェイブ的感覚とデヴィッド・ボウイやT-Rex的なグラムロック感覚が見事に融合してる。歌がどうのという人じゃないからそこは別に気にしてないけど、やっぱりマリリン・マンソンだな、っていうスタイルが音だけでも聞こえてくるからしっかりしている。ビジュアルがなくてもこの音は特徴的ですよ、実は。ロック、ってなモンだ。特にこの人のアルバムは意外とアルバムを通して何回か聴かないと世界観がわかりにくいってのもあるしね。
アメリカという国の中からアメリカ自身を批判的に描いて表現できるアーティストってのは大した度胸じゃないかなと。一方で大統領に与したりするアーティストもいるワケでさ、マリリン・マンソンってのはそういう所を絶対的に批判するだろうし、そうでなければ困る。もの凄く賢い人じゃないかと思ってるんだよね、この人は。狙ってるし、バカになれるし…。もっとも褒められないお話もいくつかあるようだが…。
- 関連記事
-
- Steel Panther - Feel The Steel
- Marilyn Manson - The High End of Low
- Marilyn Manson - Loud Park 07 Live