Yngwie Malmsteen - Angels Of Love

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 またまたアルバムジャケットで、なかなか面白そうなヨーロッパ的センスの綺麗なお姉ちゃんでどんな音なのか興味津々~ってなことでめざとく見つけたのは良いけれど、アーティスト名見てちとがっくし…っつうかどこか納得(笑)。まぁ、いつもダサいジャケットで自分が写っているだけのような人が何故にこんなにオシャレなジャケットになってしまったんだろうかとアチコチのレビューを読んでいると、レーベルのオーナー兼奥様でもあるエイプリルさん起用とのことで…。そんなに奥様主義になる人だったんだろうか?などと妙なことしか考えなくていかん。まぁ、三回も結婚してりゃいつも新鮮な、ってことだろうかもしれんけどな…。

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イングヴェイ・マルムスティーン - エンジェルス・オブ・ラヴ エンジェルス・オブ・ラヴ

 …てなことでこないだリリースされたBGM作品「エンジェルス・オブ・ラヴ」。うん、BGMにしかならないんだよ、これ。昔作ってリリースしたバラード系の作品の再録作品だから。とは云ってもバックには鍵盤?かハープシコードみたいな音したギターが鳴ってて、そこに主旋律をギターで奏でるというもの。故にインギー得意の速弾きはほぼ全て封印状態で、あくまでも旋律とメロディをギターで奏でるという叙情さに徹底した作品になってる。まぁ、ちょっとバランス悪くてバックの音に埋もれているようなミックスなのでなんかBGM聴いている感じになっちゃうんだけどさ。こんだけ歌もドラムもベースも何もないとこうなるんだなぁ…というのと、さすがに美しいギターを弾く人だ…という新たな感動もある。やっぱりクラシック畑の人だな、ってのは所々で聴かれるクラシックギターでの瞬間速弾き…、これはスウィープじゃなくてフルピッキングによるものだから味が出るんですよ。ま、インギーらしい、ってんじゃないけど、音的な味ね。エレキで鳴らしていてもボリューム奏法を巧く使って結構音に変化を持たせているのも面白い。普段のインギーじゃぁそういのも一切無視して弾くのみ、って感じだったから(笑)。ここでようやく新たなる領域に突入していくのだろうか?

 過去リリースした作品中心とのことだけど、自分的には全部のアルバムを聴いていないので、どういう変化で…とかは全然書けないのが残念…。でも、この「エンジェルス・オブ・ラヴ」は「エンジェルス・オブ・ラヴ」として美しいな、と。やっぱりヨーロッパ人のセンスってのはず~っと残っているもんだなぁ。ちょっとそうしようと思ったら直ぐヨーロッパに回帰できてるんだもん。音もジャケットもセンスも(笑)。アメリカでは売れないだろうけど、ようやく自分らしさを見つけられてよかったんじゃないかな、などと大人の意見(笑)。うん、次は弾きまくりのクラシックメタルを期待しましょう~。

 しかしこの人、よく作品をリリースするよな…。去年も今年も一昨年もリリースしてるんじゃないか?



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フレ
Posted byフレ

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