Def Leppard - On Through the Night
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NWOBHM出身ではない、と言い張るデフ・レパードの意地はともかく(笑)、アイアン・メイデンよりも更に違う形で世界を制したバンドってことではデフレパってのも挙げられるんじゃないかと。まぁ、自分的にはほとんど通ったことのないバンドのひとつでして、英国のバンドだとすらあまり思わなかったってのもあるんだが…。それでも青臭い時代のデフレパはきっと違ったんだろう、ってことでファーストアルバム「オン・スルー・ザ・ナイト」はちょこちょこと耳にしていたので…。それでもやっぱりちょっと違ったが(笑)。

1980年リリースなので、正にNWOBHM全盛期に出てきたバンドで、デフレパの場合もメンバーチェンジがいくつか発生するので、ここでのラインナップはとりあえずシーンに出てきたっていうだけの事かもしれない。そういったのもあるから音世界が後の世界を制するバンドとはちょっと違って、もちっとナチュラルなハードロック的でリフが、とかソロが、とかキメが、ってのでもない。流れるようなハードロックだし、コーラスワークもしっかりとしていて、更にキャッチーでウケやすいメロディラインで、最初からアメリカ進出を意識していた、っつうかアメリカに受ける要素を持ち合わせていた若者達による傑作かもしれない。当時まだ全員10代だったというから恐ろしい。
特徴的な音か?と云われるとちょっと困るが、シンプルな曲構成とキャッチーなメロディ…、心地良いほどに流れる旋律と云ういわゆる普通のハードロック。ただ何だろう?所々光るものが聞こえてきて、作品のレベルはかなり高いものに仕上がっている感じ。多分細かいところが凝っていたり拘っていたりするからだと思うし、演奏力も割としっかりしているので聴けるってのも大きい。そういう言い方しては失礼だが、10代でコレは凄い。
今のデフレパでこのアルバムからの楽曲を演奏している事はないとは思うが、どうだろ?大きく方向性も違うし、そもそもフィル・コリンいないし。それでも埋もれさせるには勿体ない作品か…、ちょっとアメリカ寄り過ぎるキライがあって素直に受け止められないものの、じっくり聴くとやっぱ英国か…ってのがあるからなぁ。ま、アルバムジャケットが地味ってのがちょっと不思議でして、後にヒプノシス作品を連発するバンドのファーストとは思えないセンス。


1980年リリースなので、正にNWOBHM全盛期に出てきたバンドで、デフレパの場合もメンバーチェンジがいくつか発生するので、ここでのラインナップはとりあえずシーンに出てきたっていうだけの事かもしれない。そういったのもあるから音世界が後の世界を制するバンドとはちょっと違って、もちっとナチュラルなハードロック的でリフが、とかソロが、とかキメが、ってのでもない。流れるようなハードロックだし、コーラスワークもしっかりとしていて、更にキャッチーでウケやすいメロディラインで、最初からアメリカ進出を意識していた、っつうかアメリカに受ける要素を持ち合わせていた若者達による傑作かもしれない。当時まだ全員10代だったというから恐ろしい。
特徴的な音か?と云われるとちょっと困るが、シンプルな曲構成とキャッチーなメロディ…、心地良いほどに流れる旋律と云ういわゆる普通のハードロック。ただ何だろう?所々光るものが聞こえてきて、作品のレベルはかなり高いものに仕上がっている感じ。多分細かいところが凝っていたり拘っていたりするからだと思うし、演奏力も割としっかりしているので聴けるってのも大きい。そういう言い方しては失礼だが、10代でコレは凄い。
今のデフレパでこのアルバムからの楽曲を演奏している事はないとは思うが、どうだろ?大きく方向性も違うし、そもそもフィル・コリンいないし。それでも埋もれさせるには勿体ない作品か…、ちょっとアメリカ寄り過ぎるキライがあって素直に受け止められないものの、じっくり聴くとやっぱ英国か…ってのがあるからなぁ。ま、アルバムジャケットが地味ってのがちょっと不思議でして、後にヒプノシス作品を連発するバンドのファーストとは思えないセンス。
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