The Bee Gees - Saturday Night Fever

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 70年代後半のディスコブームってのは全然通っていなくて、もちろんその辺りにヒットした曲ってのは知ってるんだけど、ディスコってキライでさ(笑)。もちろん当時は音もキライなワケだが…、まぁ、それもこれも多分映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のヒットのおかげだったんじゃないかと。ああいうのがかっこよいとされてきた時代もあったってことで、まぁ、ロックと通じる部分ってのは不良少年がやること見つけてスターになる、そこに好きな女が絡むってなモンで、ロックがダンスになっただけってのはあるが…。それにしても音がチープでいかん。ましてや時代はパンク以降なので、当然ながら軽く感じるしね。ただ、それも無視できない時代でストーンズにしてもキッスにしてもロッドにしてもディスコビートの曲をヒットさせたくらいだからね。

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 その火付け役ともなったのがオーストラリア出身でアメリカ進出に成功したビージーズ。サントラ「サタデー・ナイト・フィーバー」では多数のバンドが収録されているけど、主要どころは全部ビージーズが持っていって、ヒットさせまくり。さすがに聴く機会が多かったモンなぁ、この辺。そういう意味では非常~に売れたし、皆が皆映画と音楽をリンクさせてその夢に浸っていた時代。ビジュアルがそれほど浸透する時代じゃなくって情報も遅れていたってのも売れた要素でしょう。だってさ、ビージーズのルックスって見たらがっかりしないか?ましてやあの「サタデー・ナイト・フィーバー」を歌っているグループでしょ?もっとかっこよいの想像すると思うんだよ。ところが、アレだろ?う~ん、姿が見えなかったが故に売れたって感じはあると思うモン。ま、全てがジョン・トラボルタのイメージに変換されたというか…(笑)。

 しかしこの冗談みたいなハイトーンで異常にリズミカルな楽曲を展開していく…、しかも一本調子でサビだけは的確に…、なんて見事なものだ。それまではこういうのってあんまりなかった曲調なのかな。EW&Fとかスライなんてのもあったから初めてってのではないだろうけど、見事に映画のイメージと合ったんだな。やっぱりビージーズって言ったら「サタデー・ナイト・フィーバー」ってなるからな。

 話逸れるけど、「サタデー・ナイト・フィーバー」って続編で「ステイン・アライブ」ってのがあって、こっちもビージーズなんだな。ちょっとハードな映画になっちゃってるけど、それは多分シルベスター・スタローン監督だからだろう(笑)。



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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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ひで  

このサントラ、何故かうちにもあったりして…
ディスコミュージック流行りましたよねー。うちの田舎のヤンキーも聴いていました。
当時は好きじゃ無かったけど改めて耳にすると郷愁の念みたいなものが沸き上がって来ます。
ディスコブーム便乗派で“ボニーM”っていうグループもなかなか面白いです。

2009/05/16 (Sat) 08:12 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>ひでさん

うん、何故か皆聴いてたり持ってたりするんだよね(笑)。ボニーMですか…、この手のダンス青春モノにはよく出てきましたなぁ…。

2009/05/17 (Sun) 20:34 | EDIT | REPLY |   

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