Rick Springfield - Hard To Hold

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 外人ってのは似たような名前ばっかりだな…、などと横文字に弱い子供の頃にはその覚えにくさに辟易している部分と、ややこしい名前と混同するものほど懸命に覚えようとするもので、おかげでそういうのはあらかた克服して記憶していた…・いや、別に自慢でもなくって、だからどうした?ってなモノなんだけどさ。よくあるじゃないですか、マイク・オールドフィールドとマイク・ブルームフィールドとかパティ・スミスとパティ・スマイスとかEL&PとELOとか…(笑)。そんな中のひとつでもあったし知ったのは80年代だけど、実はこの人の方が全然古くから活動していたという…。

ハード・トゥ・ホールド(紙ジャケット仕様) Venus in Overdrive
Rick Springfield - The Best of Rick Springfield ベスト盤

 リック・スプリングフィールド、オーストラリア出身のイケメンロッカー兼俳優な人で、最も売れたのはもちろん80年代だろうと思う。以降今に至るまで断続的に活動しているものの、やはり黄金期ほどのメジャーさはない。そういう点ではブルース・スプリングスティーンとは違うんだけど、うん、この人達も名前が似ていてややこしかった(笑)。音的にはかなり異なる人達なのだが…。

 アルバム…というかサウンドトラック「ハード・トゥ・ホールド」が1984年のヒット作でして、うん、この映画は見たことがないのでどんなのか知らないけど、アルバムのほとんどの曲をリック・スプリングフィールドが書いているので、ほぼソロアルバムとして位置付けられるものだし、しかもこの中から6曲のシングルヒットを放ったというモンスターアルバム。有名でかっちょよいのは一曲目の「Rick Springfield - The Best of Rick Springfield - Love SomebodyLove Somebody」だな。これもまた同じ時期にW.A.S.Pがやってたもんだから覚えるのもややこしくて(笑)。いや、それはもう全然別モノなんだが、リック・スプリングフィールドのこの頃ってデジタルサウンドとナマのハードなギターを組み合わせていて、しかも勢いが凄くてキャッチーな曲が多いので、割と特徴的だったりする。早見優がカバーした「Stand Up」なんてのもかっこよいしね。

 ライブの映像とかも結構格好良いし、もちろんルックスはばっちりで、実は曲もソリッドでかっこよいのでもっと残ってもよかったんだろうけど、どうにも栄光の後には不運が続いたようで、今やしょうがない話。昨年新作「Venus in Overdrive」をリリースしていて、これがまた渋い男になっていて女性心をくすぐるマスクですな…。音もリック・スプリングフィールド節満載のロック♪



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フレ
Posted byフレ

Comments 8

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harumama  

はじめまして
リックの名前を見つけて、うれしくて思わず書き込みしております
ファンになったきっかけは、Human Touchなのですが、私自身はもっとも人気のあったころのアルバムより、その前後と最近のがしっくりときます(マニアックです)
昨年のビルボード東京ライブ公演では、相変わらず、男前オーラ出しまくりで、Venus in OverdriveのMr.PCから始まり、途中客席をくまなく巡り、ファンとHuman Touchしまくり(3階席までも上がってきますよ)、Jessie's Girlでしめる、リックスタイル全開で、あまりの盛り上がりに会場のビルボードさんもビックリ!!なライブをみせてくれました
そして、興奮さめやらぬ、今年2011年3月末から4月にまたもビルボード東京と大阪で来日公演があるんです(ビルボードさん、怒ってなかった 良かった。。。だって、リックはテーブルの上を渡り歩いて、どこまでも進むから・・・)
今から、楽しみで仕方ありません
今回もガッチリ盛り上がりたいと思います
暑苦しい書き込みになってしまって・・・興奮しすぎですね・・・反省

2011/02/04 (Fri) 13:58 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>harumamaさん

へぇ…、来日公演してたんですか?そしてまた来るんですか?うわ~、もっと宣伝したら結構客入るような気がしますけどね。今でもあのルックス保ってるみたいだし、懐かしの~って言う人は割と皆復活してるし、自分もそうですけど知らなかったですもん。いや~、ちょっと驚きました(笑)。しっかりと楽しんできてください♪

2011/02/06 (Sun) 22:40 | EDIT | REPLY |   
akakad  

リックをご存知でしたか
この人は本当にいろんな意味で珍しいですよ
若い時はそれこそ80年代的でしたが年を取ってからオルタナ・ガレージに傾倒して馴染んでしまうのもまた
最新作もなかなかギラギラしてますよ
https://www.youtube.com/watch?v=hIzy1fKZ1KQ
それに俳優とミュージシャンの二足草鞋って日本でも吉川晃司くらいしか知りませんし

2015/03/20 (Fri) 21:18 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>akakadさん

80年代に売れてたからねぇ…、そこ以外は全然知らないですが。
今でもやってるんですね、ちょっと面白そう♪

2015/03/22 (Sun) 18:34 | EDIT | REPLY |   
JGR  

こんばんは、カルメンマキ&OZの崩壊の前日で、またまたフレさんのBlogがヒット。なぜかこのページに来ちゃいました。akakadさんのコメントに興味がありリンクを見ましたが... 凄いことになってますね。(笑) 1949年生まれって事ですから66歳? Foo Fightersと共演しているJessie's Girlの動画もアップされてたりして... このBlogに来て良かったです。有難うございました。

2015/03/23 (Mon) 23:08 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>JGRさん

ども♪
楽しんでってください。

2015/03/29 (Sun) 18:10 | EDIT | REPLY |   
akakad  

最新作のThe Snake Kingで約半分ブルースナンバーやってるんでちょっとフレさんの感想が気になってます
ティム・ピアースはご存知でしょうか
彼が参加してるのでそれなりのものにはなってると思います

2018/04/29 (Sun) 21:00 | EDIT | REPLY |   
フレ
フレ  
>akakadさん

ティム・ピアースって知らなかったんでアレコレ探してまして、なるほど凄いセッションミュージシャンで…ついついギター勉強しちゃいました。

んで、Rick SpringfieldのThe Snake King聴いてます。
やっぱり上手いですね。見事にブルースギターしてるし…。
もうちょっと聴いてからですかね♪
良いの、ご紹介ありがとうございます。

2018/05/03 (Thu) 17:22 | EDIT | REPLY |   

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