うん、音楽的なんだよ、相当に。あ、今は「ハーヴェスト」の方です。当時ヒットした「 Heart of Gold」なんてリンダ・ロンシュタットとジェームズ・テイラーなんてのも参加していて、この頃のフォークシンガーブーム的な象徴でもある。非常に名曲と言われるのもわかる。けどちょっとなぁ…、白々しい暗さというか、ま、時代だな。アルバム全体的にはもちろんアメリカン…、ナッシュビルの録音らしいからそういう雰囲気はたっぷりと出ているんだけど、ここまで抜けてしまうとロックと違うんだよね、自分的に。もちろんそういう音楽もありで、カントリーとして聴いてみても良いんだけど、そこまでの覇気はない。多分その投げやり感や力の抜け具合=レイドバック的な音が好まれるのだろう。歌詞も相当に優しいらしいがそこまで追求したことはない。顔の恐さと歌声のギャップが激しいというのは知っているが(笑)。
はじめまして、ブログ拝見しました。私は二ールヤングのなんともへろへろな歌声が好きな為、大好物です。声質とフォーク経由の音作りに好みはあるかと思います。
ただ、この2枚の後の数枚にこそ、二ールのおいしいところが詰まっていますので、機会があれば聞いて頂ければ、と思います。「今宵その夜」、「Zuma」、「Rust Never Sleeps」などを聞いて頂ければ、二ールが地で攻めのロックをしているのがわかっていただけるかと。。是非。(最終的には好みかもしれません笑)