X-Ray Spex - Germ Free Adolescents
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70年代オリジナルパンク時代に遡ってみると今聴いたら全然パンクに聞こえないっていうのも多い…。当時は過激だと思われたスタイルも時代の経過によって普遍化してしまったからってのはあるが、やはり時代のポリシーだったりしたんだろう。もちろん残るべくして残っているバンドもあるけど、一枚で消えていったのも多いし、そもそも短命で一気に生き急いで駆け抜けたというのもパンク。そんな中で一躍脚光を浴びながらも即座に消えていったエックス・レイ・スペックスというポーリー嬢、当時15歳くらい?の女の子中心のバンド。

シングルもアルバムも1978年にリリースされた「Germ Free Adolescents」アルバムだけど、今は「Let's Submerge: The Anthology」というCDでほぼ全てが聴けるみたい。知る人ぞ知る、とまでは言わないけど結構ニッチな人なんじゃないかな。昔パンクにハマってた時に名前は聞いたけど音は知らなかった。その後ちょろっと何かで聞いた時はやっぱり声がダメで、あまり積極的には聴こうとはしなかったし。それでもマイケル・モンローの「ホワッチャ・ウォント」というアルバムでカバーされているのを聴いて、そんな凄い良かったっけ?と思って再度挑戦。
生理的にダメな歌声なのは相変わらずなんだけど、一般的に音を捉えればかなり面白いのは間違いない。冒頭からサックスが入っていて、パンクバンドにサックスだから、なるほど面白い。ハノイ・ロックスの原点だってのもわかる(笑)。勢いも凄くて名盤として挙げる人も多いのもわかるくらいに若い。そして結構ポップなので聴きやすい。きちんととんがっているんだけど、その辺がやっぱり女の子の歌だし、アレンジも結構しっかりしているので普通にギャルパンク的に聴ける。
多分当時はそういうのよりももっとシリアスにパンク的に聴かれたんだと思うけど、今聴いてみるとアンバランスさが面白いな、と感じるくらい。歌声がねぇ…、こういうのって苦手なんだよ。でも中味は割とかっこよいから何となく聴いてた。アルバム一枚で消え去ったのでその後がどうとかってのは知らないけど、リアルタイムパンクから生まれたバンドのストレートな一枚、そして何故かニューウェイヴ的ポップ要素を持っているのはやはりパンク~ニューウェイヴの流れは必然だったということか。


シングルもアルバムも1978年にリリースされた「Germ Free Adolescents」アルバムだけど、今は「Let's Submerge: The Anthology」というCDでほぼ全てが聴けるみたい。知る人ぞ知る、とまでは言わないけど結構ニッチな人なんじゃないかな。昔パンクにハマってた時に名前は聞いたけど音は知らなかった。その後ちょろっと何かで聞いた時はやっぱり声がダメで、あまり積極的には聴こうとはしなかったし。それでもマイケル・モンローの「ホワッチャ・ウォント」というアルバムでカバーされているのを聴いて、そんな凄い良かったっけ?と思って再度挑戦。
生理的にダメな歌声なのは相変わらずなんだけど、一般的に音を捉えればかなり面白いのは間違いない。冒頭からサックスが入っていて、パンクバンドにサックスだから、なるほど面白い。ハノイ・ロックスの原点だってのもわかる(笑)。勢いも凄くて名盤として挙げる人も多いのもわかるくらいに若い。そして結構ポップなので聴きやすい。きちんととんがっているんだけど、その辺がやっぱり女の子の歌だし、アレンジも結構しっかりしているので普通にギャルパンク的に聴ける。
多分当時はそういうのよりももっとシリアスにパンク的に聴かれたんだと思うけど、今聴いてみるとアンバランスさが面白いな、と感じるくらい。歌声がねぇ…、こういうのって苦手なんだよ。でも中味は割とかっこよいから何となく聴いてた。アルバム一枚で消え去ったのでその後がどうとかってのは知らないけど、リアルタイムパンクから生まれたバンドのストレートな一枚、そして何故かニューウェイヴ的ポップ要素を持っているのはやはりパンク~ニューウェイヴの流れは必然だったということか。
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