ボウイ - Boowy

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 デヴィッド・ボウイからそのままバンド名を拝借したバンドが日本のボウイ。1996年のデヴィッド・ボウイ来日公演では前座に布袋寅泰が配され、本人も信じられない気持ちでライブを演奏していたらしい。ちなみにその時の布袋さんのセットの最後はデヴィッド・ボウイの「Starman」でして、これでデヴィッド・ボウイがこの日のステージでは「Starman」をやることはないんだ…とわかってしまったのが残念。個人的には全く布袋さんに興味がなかったので途中からしか見てないが。

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 そんな逸話はともかく、ボウイと言えば80年代を駆け抜けた代表バンドだしカリスマ的存在でもある。ある世代には非常に懐かしいだろうし、今の世代でも割と伝説化されているらしい。バンドのキーマンは布袋さんと氷室さんだろうけど、布袋さんはボウイが売れる前からあちこちのバンドに参加していて、セカンドアルバム「INSTANT LOVE」をリリースした後くらいまでオート・モッドとペッツというバンドに参加していたんじゃないかな。その後のオート・モッドを見るととても布袋さんがいたバンドとは思えないけど、そういうもんか。

 さっきネットでちょこっと、ボウイって…なんて調べてみるとデビューが1982年で解散が1987年、翌88年の4月にできたばかりの東京ドームでこけら落としライブを兼ねて解散ライブをやったんだが、ってことは活動期間6年?そんなに短かったんだ…。それで伝説だったり、今でも語り草になるってくらいなモンで、70年代の英国ロックバンドでもそうだけど寿命が短くてもしっかり根付くものもある。日本でも80年代ってのはまだまだそんな時代で、どのバンドもそれくらいの寿命だったよな、と言われてみると思うんだけど、それってマーケットの需要と共にバンドの寿命がある程度決まってくるってことかも。因果応報ではあるな。

 ん~っと、日本のロックの歴史ってもちろん60年代のGSから70年代の世界を経て、70年代末から出てきたパンクムーヴメントから80年代のインディーズとメジャーなバンドブームみたいになっていくんだけど、メジャーなのはあんまり追求しなくても勝手に音も情報も流れてきたから大して興味なかった。ボウイだって初期はインディーズみたいなもんだったから聴いたけど結局三枚目「BOφWY」からちょっとスターダムに登り、次の「JUST A HERO」で完全にメジャー。この頃にはもう聴かなかったかな。それでももちろん耳に入ってくるもんだったが。凄い人気だったもんな。本人達のパンクつっぱりロック路線があんなにウケるもんか?と思うが楽曲は確かにキャッチーでビート感が心地良い曲が多くて新鮮な刺激だったんだろうと。

 ん~、もう20年前の話なんだな、とつくづく実感。アルバム語るハズだったけどなんか思い出話ばかりになってしまった(笑)。ま、そういう路線でも良いか。ちと新しい切り方でストーリーを綴ってみますかね。



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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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LA MOSCA  

周りに好きなヤツ多くて、2ndまでは俺も聴いてましたね。
3rd『BOOWY』のレコーディング直前のライヴ、LIVE‐INNで観たな~。
ペッツ、懐かしい~!
コレも布袋入りのライヴ、なんかのイベントで観ました。
東横劇場だったかな?
布袋は、最初のソロ『ギタリズム』はいいアルバムだと思います。

2009/04/06 (Mon) 21:01 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>LA MOSCAさん

うわぁ~、やっぱ通ってるんですね。ロックがもうちょっととんがってた時代…。「ギタリズム」はなかなか理解できず、でしたが、今思えばかなり実験的で面白い試みだったんだろうか…と思います。

2009/04/08 (Wed) 01:07 | EDIT | REPLY |   

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