AC/DC - The Razor's Edge
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10年一日って言葉はヴァン・ヘイレンにも当てはまるし、やっぱりAC/DCこそピッタリな言葉だろう。ザ・ファームで活躍したドラマーのクリス・スレイドは古くからセッションドラマーとして有名な人でマンフレッドマンと一緒にやってたのも有名。ザ・ファームの前にユーライア・ヒープに在籍し、その後はゲイリー・ムーアと来日、そしてAC/DCのドラムとして参加したことは有名な話。そんでもってAC/DCの復帰作とも言われている「The Razor's Edge」の制作に参加したワケだ。こんなところでZepとAC/DCが繋がってしまうってのもまた面白い。
1990年リリースの「The Razor's Edge」。冒頭の「Thunderstruck」のイントロからしてかなり衝撃的なリフ。まるでザ・フーの「無法の世界」を彷彿させるかのような宙を舞う単音の中にかけ声が響くという見事にハードロックで縦ノリなAC/DC独特の世界が構築されている。この曲でノックアウトされた人多いんじゃないだろうか。アンガス・ヤングって人はホントに凄いリフメイカーな人だとつくづく思う。二曲目の「Fire Your Guns」にしたって思い切りギターのノリが良いリフを中心とした曲だし…っつうかどれもそんな感じなのでAC/DCらしい。シンプル且つストレートなロックンロールであることに変わりはない。この作品はちょっと異色で刺激的、時代を考えるとこれでも売れたってのは不思議ではあるが…、まだLAメタルブームが残ってたからか。
この後にツアーの記録を収めた「AC/DC Live: Collector's Edition」というライブ盤も出ていて、こちらも新旧混ぜこぜになった傑作ライブアルバム。AC/DCってこんなにかっこ良かったっけ?と最近になってまた気付いてしまったので、このライブ盤「AC/DC Live: Collector's Edition」も割とよく聴いてる。まぁ、どれ聴いても良いし、やっぱライブはノリが良いので好きです。んで、スタジオ盤の「The Razor's Edge」に戻ってきたのもある。しかし、クリス・スレイドってAC/DCが似合っていたのだろうか??
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