Lili Haydn - Lili


リリ・ヘイデンという女性でした。1997年にアルバム「Lili」でデビューしているんだけど、しばし結婚休暇してからシーンに戻ってこないだ4枚目の作品「Place Between Places」をリリースしたバイオリニスト兼ボーカリストというカナダ出身の女性とのこと。まぁ、美貌というか美貌ではあるが、それはともかくソロアルバムが気になったので速攻でいくつか聴いてみる。うん、中でもやっぱりファーストアルバム「Lili」が良いなぁ~。
簡単に言ってしまえばケイト・ブッシュ的でバイオリンがクローズアップされた人。最近ので言えばエミリー・オータムにかなり近い表現方法を持った人だけどそこまでアヴァンギャルドではない、ってとこか。故に割とお腹一杯感があるんだけど折角なので何度か聴く。
このファーストアルバム「Lili」が一番出来が良いような気がするなぁ。そして以降のアルバムではここまでロック色が強くなく、もっと大人になったのかポップス的に歌とバイオリンを使っているのでなんだかイージーリスニングみたいに聞こえてくるのがちょっといかん。だからファーストアルバム「Lili」が一番刺激的です。
バイオリンはもちろん要所要所でクローズアップされるけど、実は歌も普通に巧いし割とアバンギャルドに入ってくるので面白いんだけどね。もう10年以上前だから…。そんなキャリアを積みながらロジャー・ウォーターズとどこかで巡り会って仕事してたんだなぁ。どうやらロジャーの「リービング・ベイルート」っつうシングルでもバイオリンを弾いているらしいし。ロジャーは巧い人好きだからねぇ…。
With Roger Waters
- 関連記事
-
- Alannah Myles - Rockinghorse
- Lili Haydn - Lili
- Bryan Adams - Reckless