Devil Doll - The Girl Who Was...Death

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 梅の花がちらつく季節になってきて、寒いけどどこか春がやって来てる~っていう時期です。この冬は結局凄く寒いというシーズンはあまり多くなかったような気が…。あまり外で遊び歩いていないから寒さを実感していなかっただけだろうか?いやいや…。なんか未来を信じられる季節の今時分ってのは良いね。春を見据えていられるし。こんな経済状況の中でそんな悠長なこと言ってられないんだろうけど、ま、リアルな世界を忘れて…(笑)。

Girl Who Was...Death Sacrilegium

 一気に時代を超えて、オペラティックな面も飛び出してくるけどもっとシアトリカルな音世界を構築しているここ最近のジャンル分け仕切れない音楽分野。やっぱりヨーロッパに多いんだろうけど、ナルシスト的な世界で、見事に世界を表現してしまうという演劇的な分野という意味で先日のイーノと同じアプローチではある。もっとも出てくる音は全然異なるのだが…。

 スロヴェニアのグループっつうかアーティスト集団というか…、デヴィル・ドールという集団。まぁロックバンドの類に含まれるし、圧倒的にメタル要素も強いけど、基本的に演劇から出てきている音楽のハズで、演劇と同じくドラマティックにストーリーに合わせて楽曲の雰囲気が変化していくもの。故に曲は一曲で通されるBGMみたいなもの。喜劇的…いや悲劇的な展開かな。ハードな部分は思い切りメタルだけど、ピアノで世界観を表していたり、歌声で変化したりと、よく分からない展開や音が鳴っているので、ホントにドラマ展開。オペラティックさもあるしクラシカル要素もあるけど、まぁ、劇場を見たことある人はあれがそのままバックに音楽で表現されているサウンド、と思って下さい。

 とりあえずファースト「Girl Who Was...Death」。まったく驚きます、こういう新たな世界を創り上げている人達に出会うってのは。それももう10年前の話だけど。今から音楽に取り憑かれる人はこういうのに最初から出会えるチャンスがあるってのは良いかも。しかしまぁ、ジャケットを見事に表している音世界で、聞いているとしっかりハマれるけど軽々しく聞けないという意味では本来の音楽を楽しむというものではない。創り上げられた芸術作品をしっかりと鑑賞する、というサウンドだ。3rdアルバムの「Sacrilegium」も相当の名盤として語られているようで、次回はそのヘンにもチャレンジしてみよう~。

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フレ
Posted byフレ

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*floyd  
この独特の世界は?

私が、このDEVIL DOLLに毒されてもう何年になるのだろうか? 今、見てみると5枚のCDが手元にある。多分最後のCDが1995年にBELLE ANTIQUEから初めて日本版として出された「怒りの日」の一枚だと思う。それ以降はご無沙汰していて解らない。この「怒りの日」そもそも最初の作品で、録音中のテロによる(?)火災によりテープの消失により埋もれたものの再レコーディングのようだ。 1st「死せる少女に捧ぐ」から「絞首台」「宗教冒涜」などファン・クラブからの2枚など(サウンド・トラックものもある)いずれもその詳細が良く解らないが、カルト的であるが、又美しいヴァイオリン、アンサンブルなど実に魅力的であった。今回再びこれらを取り出して又聴く機会がまたもやこちらのブログで刺激していただいて、のめり込んだ過去を思い出させていただいて感謝である。
 しかし、その後の彼らはどうなってしまったのか?知っている方は教えて欲しいものだ。

2009/02/02 (Mon) 16:22 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>*floydさん

怒濤の記事、凄いですね。この人達かなりヘンなので面白いなぁ~と思って聴いてましたが、ちょっと深すぎるかも、と身を引いている面もあります…。まぁ、これくらい特殊じゃないとスロヴェニアから世界に出てくることもないでしょうからねぇ…。いや、そこまで詳しい方に注釈頂くとはありがたいです、はい。

2009/02/08 (Sun) 23:10 | EDIT | REPLY |   

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