East - Huseg


んで、これ。イーストの「Huseg」っつうのを手に入れてきたワケです。ハンガリーのバンドだっけなぁ…とうろ覚えながらもジャケットのかっこ良さもあって、昔から印象的だったんでつい手を伸ばしてみて…。1982年リリースの作品だったんだ…とちょっと驚きながらも、そしてしっかりとハンガリー盤のアナログだったのでジャケットはもうペラペラの紙だし、中紙も薄くて破れてるし、なかなか大変な状態だと。ただ、そういうのって、そもそもレコードなんてものが何十年も存在するなんて考えられてないもん、普通。故にミントコレクションは貴重になってしまうのだろう。
さて、このイーストの「Huseg」っつう音の中味だが…、先に書いたけど、プログレッシヴロックの進化途中と言っても良いくらいに、フュージョン的なテクニカルな側面とプログレッシヴロックの叙情的な面とを持ち合わせたサウンドでした。ただ、荘厳さや重さは意外と感じられなかったので、ジャケットの印象からはちょっとズレている。もうちょっと荘厳さがあると良かったが、それ言ってると英国ロックになってしまうのでハンガリーという国のバンドとしてはこれくらいが良いのだろう。音階もちょっと変わっていて東欧的なフィーリングを感じる部分も多々ある。骨格的には好ましいタイプのバンドだけど、ちょっと軽いか。まぁ、時代を冷静に考えると分かるけど、ハンガリーでは80sってのはどんな時代だったのだろう?ふとそんなことが気になった時代の作品。
う~ん、シンフォニックで良いなぁ~、これ。何回か聴いているとハマってきます♪
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