P.F.M - Jet Lag
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ロックバンドでは主要な人物というものが大体在籍していて、概ねそういう人物がバンドを引っ張り解散させていくことが多いのだが、時には主要な人物が脱退してもがいた挙げ句別のバンドのような音世界で甦ってくるというのもある。不思議なのは主要人物が抜けてもまるで音が変わらないバンドもあって、果たして何が主要だったのかと首を傾げる事もあるが(笑)。さて、マウロ・パガーニという主要人物を欠いたP.F.Mというバンドの行く先はどうなったのか?

時は1977年にリリースされた「Jet Lag」という作品がその答えのひとつ、もうひとつはもちろんマウロ・パガーニがリリースしたソロ作「マウロ・パガーニ~地中海の伝説」だ。…とまぁ、なんとなく知ってることを書いたけど音的な所での感想ってのはあんまり記憶にない。ってのも昔聴いた時には好みでなかったから。んでまた今聴いてみるんだけどさ。全体感で言えば、ロックの世界から逸脱しつつあるのかな、と。自分的に言えば綺麗になりすぎてるんだよね。音がさ、ロックの音じゃなくて多分テクニカルなフュージョンとかクロスオーバー系の音色しているんだもん。作品的にはプログレって言えばプログレなんだろうけど、もっと民族的なものに根ざしているっていう方が近いかもしれん。いや、駄作ではないと思うし、テクも聴いている感覚も悪くはない。ただ、もっと激しさとか重厚さとかを期待しているとちょっと違う。マウロ・パガーニではなくアメリカ人のバイオリニストを入れて制作されているというが、やはりエキセントリックな面は異なるのかな。それよりもギターの音だったりもっと影ながら凄いなぁ~ってのはベースだね。フレットレス?らしいけど、良い音刻んでて長時間の曲であればあるほど面白いのはプログレの醍醐味。
ぱっと聴いてどこの国のバンドかを判別するのは非常に難しい音色を出している。時代背景からしたら全く売れないだろうと思う面もあるし、その分フュージョンの世界ならば受け入れられた世界じゃないかな。でもちょっとプログレ過ぎるか。その中途半端さがロックなのかなぁ~。しかし歌が入ってくるとどうにもピーガブをイメージしてしまってよろしくない。
ちなみにジャケットはよく見かけるのが英国盤仕様っつうか全世界仕様らしいけど、イタリア盤は紙飛行機を真横から描いていて背景は雲が描かれたものらしい。何気に世界向けのリリースを分けているのはイタリア語と英語盤の違いの表れでしょ。


時は1977年にリリースされた「Jet Lag」という作品がその答えのひとつ、もうひとつはもちろんマウロ・パガーニがリリースしたソロ作「マウロ・パガーニ~地中海の伝説」だ。…とまぁ、なんとなく知ってることを書いたけど音的な所での感想ってのはあんまり記憶にない。ってのも昔聴いた時には好みでなかったから。んでまた今聴いてみるんだけどさ。全体感で言えば、ロックの世界から逸脱しつつあるのかな、と。自分的に言えば綺麗になりすぎてるんだよね。音がさ、ロックの音じゃなくて多分テクニカルなフュージョンとかクロスオーバー系の音色しているんだもん。作品的にはプログレって言えばプログレなんだろうけど、もっと民族的なものに根ざしているっていう方が近いかもしれん。いや、駄作ではないと思うし、テクも聴いている感覚も悪くはない。ただ、もっと激しさとか重厚さとかを期待しているとちょっと違う。マウロ・パガーニではなくアメリカ人のバイオリニストを入れて制作されているというが、やはりエキセントリックな面は異なるのかな。それよりもギターの音だったりもっと影ながら凄いなぁ~ってのはベースだね。フレットレス?らしいけど、良い音刻んでて長時間の曲であればあるほど面白いのはプログレの醍醐味。
ぱっと聴いてどこの国のバンドかを判別するのは非常に難しい音色を出している。時代背景からしたら全く売れないだろうと思う面もあるし、その分フュージョンの世界ならば受け入れられた世界じゃないかな。でもちょっとプログレ過ぎるか。その中途半端さがロックなのかなぁ~。しかし歌が入ってくるとどうにもピーガブをイメージしてしまってよろしくない。
ちなみにジャケットはよく見かけるのが英国盤仕様っつうか全世界仕様らしいけど、イタリア盤は紙飛行機を真横から描いていて背景は雲が描かれたものらしい。何気に世界向けのリリースを分けているのはイタリア語と英語盤の違いの表れでしょ。
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