Kansas - Two for the Show
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ウチのバンドのメンバーはかなり変態が集まっている(笑)。いや、社会的には普通の人だろうが、一言ロックの話でもしようものなら全員が全員あれやこれやと持論を展開し、誰も彼もがある時は仲間、ある時は議論の対抗者となり得るのだ。そこには社会情勢や家族事情など普通に考えられる話は一切挟まれず、ただひたすらロック話、せいぜいズレても音楽話の範疇だけ。それで一晩中飲んでいられるのだから凄い。毎回おみやげを持ってきたり持っていったりすることも恒例なのだが、先日はなぜかカンサスのライブリマスター盤をもらった。何故?と思ったが本人がかっこ良くて好きだから皆聴け、とのこと。なるほど、そうか…、と過去に全く手を出したことのないカンサスを初めて聴くことに。

1978年リリースの「Two for the Show」。アナログ時代は二枚組だったけどCDでは一枚物になって一曲カットされていた時代が長く、ようやくにしてCD二枚組でオリジナルアナログに収録の楽曲全てと更に同時期のライブがボーナスで付けられたリマスター作品らしい。一説には音がそれほど良くないなんてのもあったけど、このリマスター作品を聴く限りは相当音良いから、かなりいじったんだろう。
さて、初めてアメリカのプログレっつうのを聴いたんだが…、プログレか、これ?難しいものがあるなぁ…ってのが第一印象。ただし、楽曲的には面白いし、テクニックもバッチリなのでどこかザッパを聴いている気分にもなった。もっともメロディとかが全然綺麗に作られているので違うんだけど、この軽やかなバンドの巧さと曲の展開は何の引っ掛かりも心に残さずに進んでいくという、正にアメリカな楽曲そのまま…。確かにかっこよい、と言われるバンドだろうと思う。でも自分的にはこれはフュージョンと同じ次元になっちゃうんだよねぇ。全く害のない音楽っつうかさ(笑)。
多分ボストンとかスティクスなんてのも似たようなモノなのかなと思う。ラッシュはさすがにちょっと違うけど、アメリカでのプログレってのはやっぱり難しいんじゃない?文化的な背景が大きいし、カントリーやブルーグラスからプログレッシヴにはなかなか展開できないだろうしね。最近アメリカの映画とか音楽にしてもそうだけど、そういうのを聴いたり見たりするとやはり長い歴史による文化形成と影響度って重要性を感じることが多いから、余計にそう思うのかもしれん。やぱりアメリカはアメリカンにスカッとした音が良いね。うん、カンサスもそういう意味ではしっかりアメリカンな音です♪


1978年リリースの「Two for the Show」。アナログ時代は二枚組だったけどCDでは一枚物になって一曲カットされていた時代が長く、ようやくにしてCD二枚組でオリジナルアナログに収録の楽曲全てと更に同時期のライブがボーナスで付けられたリマスター作品らしい。一説には音がそれほど良くないなんてのもあったけど、このリマスター作品を聴く限りは相当音良いから、かなりいじったんだろう。
さて、初めてアメリカのプログレっつうのを聴いたんだが…、プログレか、これ?難しいものがあるなぁ…ってのが第一印象。ただし、楽曲的には面白いし、テクニックもバッチリなのでどこかザッパを聴いている気分にもなった。もっともメロディとかが全然綺麗に作られているので違うんだけど、この軽やかなバンドの巧さと曲の展開は何の引っ掛かりも心に残さずに進んでいくという、正にアメリカな楽曲そのまま…。確かにかっこよい、と言われるバンドだろうと思う。でも自分的にはこれはフュージョンと同じ次元になっちゃうんだよねぇ。全く害のない音楽っつうかさ(笑)。
多分ボストンとかスティクスなんてのも似たようなモノなのかなと思う。ラッシュはさすがにちょっと違うけど、アメリカでのプログレってのはやっぱり難しいんじゃない?文化的な背景が大きいし、カントリーやブルーグラスからプログレッシヴにはなかなか展開できないだろうしね。最近アメリカの映画とか音楽にしてもそうだけど、そういうのを聴いたり見たりするとやはり長い歴史による文化形成と影響度って重要性を感じることが多いから、余計にそう思うのかもしれん。やぱりアメリカはアメリカンにスカッとした音が良いね。うん、カンサスもそういう意味ではしっかりアメリカンな音です♪
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