John Wetton + Richard Palmer James - Monkey Business
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クリスマスイブ…、だからどうした(笑)。まぁ、それを祝ってもどうしようもないし、気にしてもしょうがないっていうことにしておこうじゃないか。ロックとクリスマスイブってのはあまりリンクしないものなんだよ、きっと(笑)。
さてさて、クリムゾンの世界に入ってしまうとそこには無限のファミリーツリーが広がってしまうと云う図式(笑)。そりゃ今だって現役で動いているワケだから増えていく一方だしね。まぁ、そこはキリがないので、とりあえず適当に…。90年代半ば頃からオールドタイマーな面々はなぜか活動を再開する人が多かった。我らがジョン・ウェットンは別に活動休止していたワケじゃないけど、あんまりパッとしなかった時代でもありましたな、と。そんな時にソロ活動等で再開してリリースされたアルバムがこれ「モンキー・ビジネス」。

新旧織り交ぜたライブやらデモやら断片のサウンドを纏め上げたCDで、もっと上手く作れば凄く話題になったハズなのに、ジョン・ウェットンのひとつのソロ作品的に出された感もあって、内容の面白さに話題がついていかなかったもののひとつ。
だってさ、クリムゾン時代のブラッフォードとのセッションやデモテイクなんてのもいっぱい入っているし、それを聴いているとこの人もマルチプレイヤーで才能ある人だなぁ~ってのもよくわかる。高校時代からの友人である、リチャード・パーマー・ジェイムズも相当の才能の持ち主で、二人の友人同志がそんなのを纏め上げました、ついでに最近のライブ音源もいくつか入れておくね。それもカバーとかあるから楽しめるよ、みたいな感じでさ。中には1974年のジョン・ウェットンのデモテープからの「Woman」なんてのもあって、面白いし、タイトルの付けられていない曲もある。ちょこっと気になったのは1991年の「The Night Watch」とかね。しかしまぁ、冒頭からオールドな名曲「Too Much Monkey Business」というロックンロールが飛び出てくるから驚く。もちろん音楽ビジネス全般に対して批判するには良い曲だから、ってことでわざわざライブで録音したんだと思うけど。
しかし70年代の音を聴いているとブラッフォードとは結構息が合ってたんだろうな…。一緒にこれだけデモを作ってるってのはやっぱり鉄壁のリズム隊ならではの呼吸か。だからU.K.にも発展するってのも当然のことだったんだ、とロックの裏が見える面白い音源集。そして「Book of Saturday」は1994年の大阪公演から録音されているのも日本人的に嬉しいよね。しかもこんな曲…、やっぱメロディがしっかりした曲はどんなアレンジでも良いものだ。更に「Starless」はともかく「Doctor Diamond」が入ってるのもいいね。ジョン・ウェットンってピアノも結構弾くんだなぁ…と感心。ピアノ弾いてベースあれだけ弾いて歌ってギターも弾いて…、う~ん、ミュージシャンだ…。そして最後にもう一度「Starless」で締め。これがまた美しいアレンジで涙チョチョ切れるんだな。
改めてソングライティングの高さに感心した次第だけど、ソロ作ってあんまり聴いてないからちょっと手を出してみたくなる。クリムゾンの破壊力に心奪われてしまったが、こういうの聴くとそれだけじゃない所にも耳が向くのも良い。ちょっと違った角度からのアプローチも常に必要だね。
さてさて、クリムゾンの世界に入ってしまうとそこには無限のファミリーツリーが広がってしまうと云う図式(笑)。そりゃ今だって現役で動いているワケだから増えていく一方だしね。まぁ、そこはキリがないので、とりあえず適当に…。90年代半ば頃からオールドタイマーな面々はなぜか活動を再開する人が多かった。我らがジョン・ウェットンは別に活動休止していたワケじゃないけど、あんまりパッとしなかった時代でもありましたな、と。そんな時にソロ活動等で再開してリリースされたアルバムがこれ「モンキー・ビジネス」。


新旧織り交ぜたライブやらデモやら断片のサウンドを纏め上げたCDで、もっと上手く作れば凄く話題になったハズなのに、ジョン・ウェットンのひとつのソロ作品的に出された感もあって、内容の面白さに話題がついていかなかったもののひとつ。
だってさ、クリムゾン時代のブラッフォードとのセッションやデモテイクなんてのもいっぱい入っているし、それを聴いているとこの人もマルチプレイヤーで才能ある人だなぁ~ってのもよくわかる。高校時代からの友人である、リチャード・パーマー・ジェイムズも相当の才能の持ち主で、二人の友人同志がそんなのを纏め上げました、ついでに最近のライブ音源もいくつか入れておくね。それもカバーとかあるから楽しめるよ、みたいな感じでさ。中には1974年のジョン・ウェットンのデモテープからの「Woman」なんてのもあって、面白いし、タイトルの付けられていない曲もある。ちょこっと気になったのは1991年の「The Night Watch」とかね。しかしまぁ、冒頭からオールドな名曲「Too Much Monkey Business」というロックンロールが飛び出てくるから驚く。もちろん音楽ビジネス全般に対して批判するには良い曲だから、ってことでわざわざライブで録音したんだと思うけど。
しかし70年代の音を聴いているとブラッフォードとは結構息が合ってたんだろうな…。一緒にこれだけデモを作ってるってのはやっぱり鉄壁のリズム隊ならではの呼吸か。だからU.K.にも発展するってのも当然のことだったんだ、とロックの裏が見える面白い音源集。そして「Book of Saturday」は1994年の大阪公演から録音されているのも日本人的に嬉しいよね。しかもこんな曲…、やっぱメロディがしっかりした曲はどんなアレンジでも良いものだ。更に「Starless」はともかく「Doctor Diamond」が入ってるのもいいね。ジョン・ウェットンってピアノも結構弾くんだなぁ…と感心。ピアノ弾いてベースあれだけ弾いて歌ってギターも弾いて…、う~ん、ミュージシャンだ…。そして最後にもう一度「Starless」で締め。これがまた美しいアレンジで涙チョチョ切れるんだな。
改めてソングライティングの高さに感心した次第だけど、ソロ作ってあんまり聴いてないからちょっと手を出してみたくなる。クリムゾンの破壊力に心奪われてしまったが、こういうの聴くとそれだけじゃない所にも耳が向くのも良い。ちょっと違った角度からのアプローチも常に必要だね。
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