Mott The Hoople - The Hoople

5 Comments
 ここのところ精力的にロックを聴いている、ような気がする。色々なバンドの新作をあれこれと物色してまだまだ元気な連中だなぁ~とオールドタイマーなロックグループを聴いていたんだけど、やっぱり勢いとか煌びやかさってのがなくて、熟した渋さってのに尽きるワケなんだよな。だからやっぱり物足りなくて、最近のバンドでも…なんて思ってたけど、やっぱこれもまた物足りない。それで、結局古くからあるものをまたまた聴き直している状態。ま、年末だからそうやってまた盛り上げていくのも良いかな、と。

ロックンロール黄金時代(紙ジャケット仕様) 華麗なる煽動者~モット・ライブ(紙ジャケット仕様)

 モット・ザ・フープルの1974年リリース作品「ロックンロール黄金時代」そして最後のオリジナルアルバム作品となってしまったのも惜しまれるアルバム「ロックンロール黄金時代」。このバンドもちょっとわかりにくい経歴とメンバー編成になっているのと、諸説混同しているが故に整理しないとよくわからんってのがある。有名な曲としてはもちろん「すべての若き野郎ども」というデヴィッド・ボウイ作曲の作品があって、それでバンドの運命ががらりと変わったワケだが、それが1972年の話。だからそれ以前のバンドの音と以降のバンドの音では全然異なっってるのも面白い。一般的には1972年以降のモット・ザ・フープルを黄金期と呼ぶし、正に「すべての若き野郎ども革命(紙ジャケット仕様)ロックンロール黄金時代」っつう傑作を立て続けに連発して時代の英雄にもなっていた。

 ただし実情は結構面白くて、ボウイの手助けを面白くないと思うメンバーが辞め、次にはサウンドメイカーの一端を担っていたミック・ラルフスが辞めてバッド・カンパニー結成へと進む。残されたイアン・ハンターはモーガン・フィッシャーとこのアルバム「ロックンロール黄金時代」を作るのだが、そういった環境のストレスがある方がイアン・ハンターは良い作品が作れるのかもしれない。メンバーが消えていく旅に素晴らしい作品を仕上げているのだから。

 冒頭の「ロックンロール黄金時代」から思い切りかっこよくてグラマラスなサウンドだし、アルバム全般的に完全に勢いに乗った状態のロックンロールが繰り広げられるのが良い。モーガン・フィッシャーのピアノがものすごくロールしていて、ゴージャスになってるんだろうな。ホントにもっと人気があってもおかしくないバンドなんだけど、イマイチわかりにくい部分を持ってるために聴かず嫌いの人も多いみたい。もったいないねぇ~。絶対に楽しくなるロックンロールだから良いよ、これは。ミック・ラルフスじゃないから良かったのかもしれない。正に英国的なバンドだったみたいで、当時はクイーンをオープニングアクトにしてライブなんかもやってたらしいし、いやぁ、良いわ、これ。グルーブと楽しさが見事にマッチしてて、全作品中最高のアルバムかもしれない。



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フレ
Posted byフレ

Comments 5

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D.K  

当時「All Young~」の中で『ビートルズやストーンズじゃなくてT-REXを観るためにTVが必要なんだ』と言う歌詞がなんとも衝撃的でした。あとピアノのロール感、これはブリティッシュロックでは絶対に欠かせませんよね!大好きなアーティストです!

2008/12/22 (Mon) 11:15 | EDIT | REPLY |   
いたち野郎  

冒頭からピアノのロールが心地よくて楽しいアルバム…ボウイ以前とは大分違いますが、やはり全アルバムの中でもコレがベストかな?と思います。
そして、聴かず嫌いの人も多そうなバンドですね。ちょっとビジュアルが先行しすぎているからでしょうか?

2008/12/23 (Tue) 03:07 | EDIT | REPLY |   
フレ  
ありがと~

>D.K.さん
ボウイの歌詞でしょうけど、やっぱ時代に敏感な人ですなぁ、その歌詞は。自分もまだまだこのバンドは制覇仕切れてないので楽しみです♪

>いたち野郎さん
おもちゃみたいな音がいっぱい入ってて派手なサウンド。しかもあのピアノロールときたらウケそうなモンですけど、ちょっとチープ感あったかもね(笑)。でも、割と虜になる人も多そうだけど。

2008/12/23 (Tue) 09:42 | EDIT | REPLY |   
ひで  

モット好きです。グラム時代のアルバムは一揃え持ってます。
やっぱりこれが最高ですよね。ハードなロックから情緒あるバラードまで、間口が広くて初心者向けに丁度良い。
映像見てもかっこいいですよね。始めて映像見た時は感動しました。イアン・ハンターが思いのほかカッコ良くて…
写真だけ見てるとポルナレフそっくりさんだけどステージで見せる立ち居振る舞いがどれも絵になる素晴らしさ。まさにカリスマでした。

2008/12/26 (Fri) 15:17 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>ひでさん

グラムロックは面白いです、ほんと。ルックスの派手さが好きなのかもしれないけど、モットの場合は暴力的なステージングってのに惹かれてるんですよね。どんなんだったんだろ?って。

2008/12/26 (Fri) 23:13 | EDIT | REPLY |   

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