Jeff Beck - Performing This Week...Live at Ronnie Scott's
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つい先日のザ・フーのライブの後の打ち上げで今度はクラプトンが来るぞ、そしてジェフ・ベックも来るぞ、更に一緒にライブやるんじゃないか?なんて話をしてオールドなロックファンは盛り上がっていたのだが…。それにしてもここの所の宣伝にあったのはその他にビリー・ジョエルとかジャクソン・ブラウン、ブライアン・セッツァーにロッド・スチュワート…、果たしていつの時代の来日公演の宣伝なのか、見事に大人になったオールドなロックファンから摂取しようとしているようにしか思えない程時代錯誤も甚だしい来日公演ラッシュ。いやぁ~、嬉しい限り。そうやって見れないものを最後だと思って見に行くものなんだろう。そしてその打ち上げの時ですら、自分はベックってのはイマイチよくわかってなくって、見に行くべきかどうか…などと宣っていたのだが…。

いや、何気なくこのライブ「Performing This Week: Live at Ronnie Scott's Jazz Club」のBBC放送バージョンを見てしまったのだが、かなり驚いた。革新的な人だし、先進的な人、そして変化することこそベックのギターというイメージはあったのだが、それはあくまでも音世界の話であって、今のベックのライブのギターってのはこんなに歌ってるのか!と驚いたのだ。いや、そりゃ「Blow by Blow」でもギターが歌ってたし、今更って話じゃないけれど、何故か今まではライブ映像を見ることもなかったからか、音だけでは全然ピンと来なかったものだ。しかしこの映像見たら凄く印象が変わった。これからベックを多分漁るように聴くと思う。それくらいに印象が強かったライブです。
そもそもこのベーシストのお姉ちゃん、何者?こないだまでジェニファーっつう凄腕ギタリストのお姉ちゃん連れてきてたのは知ってるけど、今度はベースのお姉ちゃん…、しかも可愛い顔して笑顔が素晴らしい女の子なんだけど、ベースが的確な巧さなんだな。もちろんベックとやってる時点でそれは確かなんだろうけど、完璧なリズム感となんというのか的確なフレーズでさ。しかもカラダが小さいからベースがデカくて面白い。他のメンバーももちろんテクニックは抜群なんだけどさ、その中で全然浮いてないんだもん。凄い。
で、見事にこのベックのライブなんだけど、ギターが歌ってる。明るいノリから聴かせるフレーズ、もちろん白熱したプレイや泣かせるプレイ、叫ぶようなシーンもあればすすり泣くようなシーンもある。オーソドックスな音世界を奏でることが一番少なかったかもしれない。それはもしかしたらゲストにクラプトンを迎えてプレイした「You Need Your Love」くらいだったかもしれない。もちろんDVDには未収録なんだが、別に見る必要があるほどのプレイでもセッションでもないから未収録でもいいんだけど、明らかに安定志向に落ち着いてしまったクラプトンと革新的なベックのプレイの違いと音の勢いの違いを感じてしまうところかもね。客席にいて、ちらりと映るジミー・ペイジは参加しなくて正解でしょ。ついでにロバート・プラントも映ってたので、このライブってば凄い観客がいっぱいいたのだ。「People Get Ready」もゲストのお姉ちゃんが歌ってたけど、やっぱロッド…歌ってほしいねぇ。
それにしてもベックのギターがこれほど面白いと感じたのは初めて。邪道かもしれないけど最近のライブから漁ってみようかなぁ…。スタジオ盤はデジタルビートやら何やらと凝りまくってるらしいので、それよりもこういうライブ一発の方がベックの多彩なプレイを楽しめるでしょ。うん、良いです、これ。DVD盤はもっと長く収録されているみたいなので楽しみ。
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いや、何気なくこのライブ「Performing This Week: Live at Ronnie Scott's Jazz Club」のBBC放送バージョンを見てしまったのだが、かなり驚いた。革新的な人だし、先進的な人、そして変化することこそベックのギターというイメージはあったのだが、それはあくまでも音世界の話であって、今のベックのライブのギターってのはこんなに歌ってるのか!と驚いたのだ。いや、そりゃ「Blow by Blow」でもギターが歌ってたし、今更って話じゃないけれど、何故か今まではライブ映像を見ることもなかったからか、音だけでは全然ピンと来なかったものだ。しかしこの映像見たら凄く印象が変わった。これからベックを多分漁るように聴くと思う。それくらいに印象が強かったライブです。
そもそもこのベーシストのお姉ちゃん、何者?こないだまでジェニファーっつう凄腕ギタリストのお姉ちゃん連れてきてたのは知ってるけど、今度はベースのお姉ちゃん…、しかも可愛い顔して笑顔が素晴らしい女の子なんだけど、ベースが的確な巧さなんだな。もちろんベックとやってる時点でそれは確かなんだろうけど、完璧なリズム感となんというのか的確なフレーズでさ。しかもカラダが小さいからベースがデカくて面白い。他のメンバーももちろんテクニックは抜群なんだけどさ、その中で全然浮いてないんだもん。凄い。
で、見事にこのベックのライブなんだけど、ギターが歌ってる。明るいノリから聴かせるフレーズ、もちろん白熱したプレイや泣かせるプレイ、叫ぶようなシーンもあればすすり泣くようなシーンもある。オーソドックスな音世界を奏でることが一番少なかったかもしれない。それはもしかしたらゲストにクラプトンを迎えてプレイした「You Need Your Love」くらいだったかもしれない。もちろんDVDには未収録なんだが、別に見る必要があるほどのプレイでもセッションでもないから未収録でもいいんだけど、明らかに安定志向に落ち着いてしまったクラプトンと革新的なベックのプレイの違いと音の勢いの違いを感じてしまうところかもね。客席にいて、ちらりと映るジミー・ペイジは参加しなくて正解でしょ。ついでにロバート・プラントも映ってたので、このライブってば凄い観客がいっぱいいたのだ。「People Get Ready」もゲストのお姉ちゃんが歌ってたけど、やっぱロッド…歌ってほしいねぇ。
それにしてもベックのギターがこれほど面白いと感じたのは初めて。邪道かもしれないけど最近のライブから漁ってみようかなぁ…。スタジオ盤はデジタルビートやら何やらと凝りまくってるらしいので、それよりもこういうライブ一発の方がベックの多彩なプレイを楽しめるでしょ。うん、良いです、これ。DVD盤はもっと長く収録されているみたいなので楽しみ。
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