The Pretenders - Break Up the Concrete
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往年のアーティストでも新進のバンドでも真の意味でロックを感じることは実はあまり多くない。もちろんロックだなぁ~と思う音を出しているバンドもあるし、アコースティックでもロックだなぁ~と思うこともあるんだけど、ここ最近全然期待しないで聴いてみたらもの凄くロックしていて驚いたのがプリテンダーズの新作。こないだ出したばかりの作品だからもう30年選手に近いんじゃない?クリッシー姉さんの気合いの作品「Break Up the Concrete」。

なんつっても初っ端の「Boots Of Chinese Plastic」からして驚いた。一体誰がこんなギター弾いてるんだ?とかね。もちろんそれよりもプリテンダーズの最初期に戻ったかのようなクリッシー・ハインドのロック魂が炸裂しまくっていて、どれもこれもちょっと切ない気持ちになるメロディセンスと相変わらずのビートを効かせた曲で、今となってはアメリカ人のバンドのハズなんだけどどこかやっぱり英国の感じを持っているのはクリッシー・ハインドの環境のせいか…。いやぁ~、良い。これはもの凄く良い。最初期のプリテンダーズの雰囲気そのままのアルバムで、自然体で作るとこうなるのかな。ロック名とんがり具合もそのままだし、何と言ってもあの声に陰りがないしね。艶やかに伸びているんだよ。それでいて重みをじっくりと感じさせる人生の深みも聞けるというか、そんな感じで、もっともっと幅広いリスナーに聴いて貰いたいと思うくらいに良い作品。
楽曲レベルで言うとどうにもアメリカのカントリータッチの雰囲気の曲がいくつかあって、それはそれで良いんだけど、プリテンダーズ?って感じはするけど、まぁ、それでもやっぱりクリッシー・ハインドが歌えばそれはプリテンダーズってことで幅広い音でもしっかりと消化してしまう懐の広さってとこか。ジャケットもロックだし音も凄くロック。別にうるさいわけじゃないし、基本アコースティックな部分もあるけど、久々に骨太な、というか骨の髄がロックしているアルバムを聴いた。
こないだいたち野郎さんとこのブログでキースのインタビューについて書いてあったんだけど、正にパーフェクトなモノを求めていたバンドがシンプルに基本に還ってやってみたら一番ロックなアルバムが出来ましたと言う感じ。凄く心に染み入る、ある意味秋でなければ聴けないアルバムかも。いいね、クリッシー姉さん、死ぬまでロックしてくれ。


なんつっても初っ端の「Boots Of Chinese Plastic」からして驚いた。一体誰がこんなギター弾いてるんだ?とかね。もちろんそれよりもプリテンダーズの最初期に戻ったかのようなクリッシー・ハインドのロック魂が炸裂しまくっていて、どれもこれもちょっと切ない気持ちになるメロディセンスと相変わらずのビートを効かせた曲で、今となってはアメリカ人のバンドのハズなんだけどどこかやっぱり英国の感じを持っているのはクリッシー・ハインドの環境のせいか…。いやぁ~、良い。これはもの凄く良い。最初期のプリテンダーズの雰囲気そのままのアルバムで、自然体で作るとこうなるのかな。ロック名とんがり具合もそのままだし、何と言ってもあの声に陰りがないしね。艶やかに伸びているんだよ。それでいて重みをじっくりと感じさせる人生の深みも聞けるというか、そんな感じで、もっともっと幅広いリスナーに聴いて貰いたいと思うくらいに良い作品。
楽曲レベルで言うとどうにもアメリカのカントリータッチの雰囲気の曲がいくつかあって、それはそれで良いんだけど、プリテンダーズ?って感じはするけど、まぁ、それでもやっぱりクリッシー・ハインドが歌えばそれはプリテンダーズってことで幅広い音でもしっかりと消化してしまう懐の広さってとこか。ジャケットもロックだし音も凄くロック。別にうるさいわけじゃないし、基本アコースティックな部分もあるけど、久々に骨太な、というか骨の髄がロックしているアルバムを聴いた。
こないだいたち野郎さんとこのブログでキースのインタビューについて書いてあったんだけど、正にパーフェクトなモノを求めていたバンドがシンプルに基本に還ってやってみたら一番ロックなアルバムが出来ましたと言う感じ。凄く心に染み入る、ある意味秋でなければ聴けないアルバムかも。いいね、クリッシー姉さん、死ぬまでロックしてくれ。
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