The Police - Certifiable

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 ここのところ面白いブツが多数リリースされている。それは横のアマゾンスライドショー見ていてくれればわかるんだと思うけど、もちろん個人の好みなので別に万人にオススメというつもりもない。でも、多分似たような興味の人も多いだろうし、情報発信ステーションになっていれば良いなぁ~と。そんで、本来的には秋の美しきアコースティックサウンド路線を進めたいんだけど、どうしてもホットなモノはホットなウチに聴いてしまうので、その記録を残す意味合いでも流れを無視してレビュー入れてます。それがアクセントにもなってるとも思うので、ま、いいでしょ♪

サーティファイアブル~完全限定デラックス盤 Live!

 うん、こないだリリースされた期待のポリスの再結成ツアー中のライブCDとDVD「サーティファイアブル」。混乱を招いているのは国内のアチコチのレビューなどでは2007年5月のブエノス・アイレスでの公演云々…と書いてあるんだけど、全然違くてさ、2007年の5月ってのはポリスが再結成ツアーを開始した頃であって、このライブは2007年の12月1日、2日にブエノス・アイレスで行われたライブを収録したものなんだよね。まぁ、こういうケアレスミスってよく見かけるんだけど、もちろん別にどこのどんな公演であっても気にしないんだけど、オフィシャルな世界なんだからきちんとやろうよ、みたいな(笑)。いや、そうなると日本公演が2008年2月だったのでたった2ヶ月前のライブってことで思い入れも感動も甦るじゃない。ほとんどニアリーなセットリストだし。うん、日本公演はもうWOWOWで放送されたのを見たからやっぱ凄いなぁ~と思ってて、それとこのDVDとか比べてみるとどうなんだろ?思い入れもあるから日本公演の方が好み、って言いたいけどやっぱりブエノス・アイレスっつう南米の地域での盛り上がりってのは凄いからなぁ。この後リオでやったライブなんてのも丸ごとテレビ放送したらしくて、ネットで見たんだけどこれもまた凄い迫力だった。バンドの一体感は日本公演の方があったけど、やっぱノリが凄い。

 しかし再結成してこのテンションと迫力を維持して一年以上もツアーやって世界中を回って、ライブアルバムもリリースするっつう精力的な活動は凄い。最後だからと割り切っていたからできる活動なんだろうね。しかしこのライブ聴いてるとさ、スティングの天才肌がよくわかる。「Voices Inside My Head/when The World Is Running Down」のアドリブプレイのアドリブプレイ部分なんて聴いてるとわかるけどバンドらしい感性のぶつかり合いでして、ベースの面白さとギターがぶつかっててその間をドラムが駆け抜ける、みたいなさ。クリーム見たいな白熱さがあって凄いんだな。こういうのができるのはなかなかいないよ~。しかも完全なリズム感の上に成り立っているからプロフェッショナル。名曲のオンパレードも心地良いけど、こういうスリリングなバンドプレイもできるっつうのは今回の再結成ポリスライブを聴くまで知らなかったしね。ポリスってそういうバンドだったの?みたいなさ。

 そういう意味で再結成ポリスがここまで大盛況になった理由ってのがわかる。元々ファンだった人も多いんだろうけど、テクニック論やスリリングさが徐々に知れ渡ってきてて、そこで生のライブじゃ圧倒的ロックバンド、しかもテクニックバッチリのロックバンドなんだもん。それにキャッチーなメロディセンスを持った楽曲が多数…。なるほど、冷静に売れるはずだ。そしてルックス的にもかっちょよいスティング。う~ん、やっぱかっこよいな。最後に見れてよかった。そんな想いを元にこの新作「サーティファイアブル」を堪能しよう。



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フレ
Posted byフレ

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