Esperanto - Last Tango
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「エスペラント」という国際共通語はどことなく耳にしたことがあったが、それをバンド名にしてしまうというのもなかなか凄い。しかも単語の意味に負けないようにしっかりと各国出身者をメンバーに迎え入れてどこに依存するでもない楽曲を繰り広げていたというのも素晴らしい。ニュージーランド、ベルギー、英国、伊太利亜、ハワイ、オーストラリア出身者を揃えていたワケさ。もっとも三枚アルバムをリリースする間にどんどんメンバーが替わっていってしまうのでどこまで全うできたかは追求するモノではないが…。

1975年にリリースされたエスペラントとしては最後の作品となった名盤「ラスト・タンゴ」。一般的にはセカンドアルバム「死の舞踏」の方が有名かもしれない。プロデュースにピート・シンフィールドを迎えているし、ボーカルにはその筋では有名なキース・クリスマスを迎えているからだ、もちろん音的にも大変よろしいんだけど、バイオリンのヒステリックさと言って思い出したのは三枚目の「ラスト・タンゴ」だったんだもん。いや、何故って、ねぇ、知ってる人は知ってるだろうけど、このアルバムの冒頭はビートルズの「 Eleanor Rigby」から始まるのさ。いや、それがまた強烈なアレンジでね、凄いんだよ、バイオリンが。だから(笑)。ちなみにここである程度聴けるっぽい。滅茶苦茶ロックだよ、これはホントに。誰か特別に有名になった人がいるワケでもないけど、正に熱いロックを聴かせてくれます。
以降の曲でもバイオリンやチェロってのが主役になりつつ壮大な曲でもあるB面曲「The Rape」にトドメを刺す。12分以降の協奏曲が展開されることでわかるように完全にミュージシャンとしてのエスペラントというバンドを聴けるんだもん。凄いよこれ。こういうのってやっぱ楽譜ありきなんだろうか?そんなことを考えてしまうくらいに素晴らしい。メンバーが替わっていても全然関係なしに完成度の高い音楽を作り続けるのって難しいしね。ところがこのバンドはテンションの高い演奏と良質な楽曲を維持している。う~ん、これ以上バンドが存続しなかったのもよくわかるけど、ちょっと勿体ないかな。根強いファンは多いハズ。


1975年にリリースされたエスペラントとしては最後の作品となった名盤「ラスト・タンゴ」。一般的にはセカンドアルバム「死の舞踏」の方が有名かもしれない。プロデュースにピート・シンフィールドを迎えているし、ボーカルにはその筋では有名なキース・クリスマスを迎えているからだ、もちろん音的にも大変よろしいんだけど、バイオリンのヒステリックさと言って思い出したのは三枚目の「ラスト・タンゴ」だったんだもん。いや、何故って、ねぇ、知ってる人は知ってるだろうけど、このアルバムの冒頭はビートルズの「 Eleanor Rigby」から始まるのさ。いや、それがまた強烈なアレンジでね、凄いんだよ、バイオリンが。だから(笑)。ちなみにここである程度聴けるっぽい。滅茶苦茶ロックだよ、これはホントに。誰か特別に有名になった人がいるワケでもないけど、正に熱いロックを聴かせてくれます。
以降の曲でもバイオリンやチェロってのが主役になりつつ壮大な曲でもあるB面曲「The Rape」にトドメを刺す。12分以降の協奏曲が展開されることでわかるように完全にミュージシャンとしてのエスペラントというバンドを聴けるんだもん。凄いよこれ。こういうのってやっぱ楽譜ありきなんだろうか?そんなことを考えてしまうくらいに素晴らしい。メンバーが替わっていても全然関係なしに完成度の高い音楽を作り続けるのって難しいしね。ところがこのバンドはテンションの高い演奏と良質な楽曲を維持している。う~ん、これ以上バンドが存続しなかったのもよくわかるけど、ちょっと勿体ないかな。根強いファンは多いハズ。
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