String Driven Thing - The Machine That Cried
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スタンダードなロックを聴いている時、多分それはギターだったりベースだったりドラムだったり歌だったり、もしくは鍵盤かもしれないけど、そういう音に耳が行くことでそれらの楽器を手にしたいと思うんだろう。自分的に言えばそれはギターの魅力に虜にされたというものだが、もちろんコージーのドラムに惚れた人もいればアンディ・フレイザーのベースに惹かれた人もいたり、ミック・ジャガーのように歌いたいヤツもいたりする。そういうもんだろうな、と思うけど、音楽という領域まで広げレコードを聴いたりしていると知らない音に出逢うことも多い。ストリングス系やラッパ系はまぁ、わかる。ジェスロ・タルのフルートっつうのはかなり強烈な印象を残すが、もう一つ個人的に凄く好きな音としてはバイオリン。ロックの中で鳴らされるバイオリンって凄くヒステリックに割り込んでくるのでハッとするんだよ。だから好き。

バイオリンロック、というワケでも無いけどかなりその露出度が高くて更にバンドとしてもヒステリックでインパクト絶大だったのでB級バンドとして聴いたけど凄く印象的なバンド、ストリング・ドリブン・シング。中でも初期の作品が面白くてね。一番好きなのはこのセカンドアルバム「The Machine That Cried」で1973年リリースの作品で、多分バンド史上での最高傑作だと思う。エスペラントってバンドがこういう感じの所あるから似たてるかも。
そうだねぇ、バイオリンをフューチャーしたヒステリックなロックってのあるけど、ボーカル・ギターのクリス・アダムズの熱くキレかかった歌がバンドの印象を深いものにしている面は大きい。ハードロックバンドのボーカルでも通じるくらい粘っこい声質でよろしい。そして一般的に知名度が高い人と言えばグラハム・スミス=後期Van Der Graafに加入するバイオリニストだ。この人のエキセントリックなバイオリンとクリス・アダムスのギターの対比が面白い。曲そのものは割とアメリカンポップスに刺激を受けたような、言い換えるとボブ・ディラン的な牧歌的ソングが多い。そのアレンジの過程で激しい音色が入ってくるから面白い。後はねぇ、妹さんと一緒にバンド始めたってのもあって女性ボーカルによる美しい曲があるのも捨てがたい魅力。そこはもうバイオリンがクラシカルにバイオリンしている世界だからさ。うん、こういう変幻自在のところがいいねぇ。
ジャケットの不思議さも初期から出ていて、未だになんだかよくわからない。三枚目の「Please Mind Your Head」ではツェッペリンに蹴られたジャケットがここで採用されているヒプノシス作品。うん、ジミー・ペイジが怒ってたヤツ。「テニスのラケットのジャケットなんて持ってくるか?即ダメ出ししたよ」と…。



バイオリンロック、というワケでも無いけどかなりその露出度が高くて更にバンドとしてもヒステリックでインパクト絶大だったのでB級バンドとして聴いたけど凄く印象的なバンド、ストリング・ドリブン・シング。中でも初期の作品が面白くてね。一番好きなのはこのセカンドアルバム「The Machine That Cried」で1973年リリースの作品で、多分バンド史上での最高傑作だと思う。エスペラントってバンドがこういう感じの所あるから似たてるかも。
そうだねぇ、バイオリンをフューチャーしたヒステリックなロックってのあるけど、ボーカル・ギターのクリス・アダムズの熱くキレかかった歌がバンドの印象を深いものにしている面は大きい。ハードロックバンドのボーカルでも通じるくらい粘っこい声質でよろしい。そして一般的に知名度が高い人と言えばグラハム・スミス=後期Van Der Graafに加入するバイオリニストだ。この人のエキセントリックなバイオリンとクリス・アダムスのギターの対比が面白い。曲そのものは割とアメリカンポップスに刺激を受けたような、言い換えるとボブ・ディラン的な牧歌的ソングが多い。そのアレンジの過程で激しい音色が入ってくるから面白い。後はねぇ、妹さんと一緒にバンド始めたってのもあって女性ボーカルによる美しい曲があるのも捨てがたい魅力。そこはもうバイオリンがクラシカルにバイオリンしている世界だからさ。うん、こういう変幻自在のところがいいねぇ。
ジャケットの不思議さも初期から出ていて、未だになんだかよくわからない。三枚目の「Please Mind Your Head」ではツェッペリンに蹴られたジャケットがここで採用されているヒプノシス作品。うん、ジミー・ペイジが怒ってたヤツ。「テニスのラケットのジャケットなんて持ってくるか?即ダメ出ししたよ」と…。

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