The Strawbs - Just a Collection of Antiques and Curios
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秋の大型連休の始まり…、何をするにもどこに行くにも混んでるから連休って難しいと思う。自分の家で適当に気楽に休んでる分にはお気楽で良いんだけどね、一歩外出るとうるさかったりするので面倒。くつろぐつもりで出掛けようものなら渋滞とかさ。なので、ちょっとヒネた休み方しないといかんのさ(笑)。

英国フォークというよりもフォークロックの部類に入ってしまうだろうストローブス。イエス加入前のリック・ウェイクマンが参加していたバンドとして有名なんだけど、この辺はプロダクションの影響もあって、概ねトニー・ヴィスコンティの関係でデヴィッド・ボウイの「ハンキー・ドリー」に参加していたりもするので時期的なものと合わせてリック・ウェイクマンの仕事ぶりがよくわかるが、まずはこのストローブスの傑作と言われる三枚目の作品「Just a Collection of Antiques and Curios」。
1970年リリースのライブアルバムで、とてもライブアルバムだなんて気付かないくらい完成度が高いし、ほぼ全曲未発表の新曲から演奏された作品なのでライブでありながらオリジナルアルバムの部類に入れられてしまう変則作品。ジャケット見ても全然ライブというような感じでもないし…、いや、このジャケット、昔から好きだったんだよね。モロにアコースティックですっていう感じが堪らなく魅惑的で。だから空想する音も面白そうで聴きたかった。なかなか手に入れられなかったけど。
手に入れた時はリック・ウェイクマンがどうとかは気にしてなくて、多分今でもそれは気にしてなくて、作品として聴いていると、いや、やっぱりリック・ウェイクマンのオルガンとかピアノとかが目立つシーンも多いことに気付く。やはり天才は若い頃から目立つものなのだ。音はねぇ、もちろんアコースティックなんだけど、やっぱロックバンドだし、フォークっつうだけじゃない。アコースティックテイストの目立つロック。二曲目の組曲なんて12分くらいあるから、こういう展開がプログレ的でもあるし、次の「Temperament of Mind」はリック・ウェイクマンのピアノをクローズアップした作品で、いきなりクラシカルな世界になってしまう…。ちょっとなぁ、バンドの雰囲気からは大きく外れてしまうので、ライブ盤じゃなきゃあり得ない展開。技量とか旋律自体はさすが…と唸らされるものだけど、アルバム的には無茶苦茶浮いてる。
面白いことに決して軽くはない作品で、やはり英国的な重さというのか風格を持ったバンドの音。長寿バンドとして活躍しているだけあって、今聴いても色褪せない濃い音を展開しているアルバム。しかしリック・ウェイクマン在籍中のライブテレビ映像があるんだ…、驚いた。↓


英国フォークというよりもフォークロックの部類に入ってしまうだろうストローブス。イエス加入前のリック・ウェイクマンが参加していたバンドとして有名なんだけど、この辺はプロダクションの影響もあって、概ねトニー・ヴィスコンティの関係でデヴィッド・ボウイの「ハンキー・ドリー」に参加していたりもするので時期的なものと合わせてリック・ウェイクマンの仕事ぶりがよくわかるが、まずはこのストローブスの傑作と言われる三枚目の作品「Just a Collection of Antiques and Curios」。
1970年リリースのライブアルバムで、とてもライブアルバムだなんて気付かないくらい完成度が高いし、ほぼ全曲未発表の新曲から演奏された作品なのでライブでありながらオリジナルアルバムの部類に入れられてしまう変則作品。ジャケット見ても全然ライブというような感じでもないし…、いや、このジャケット、昔から好きだったんだよね。モロにアコースティックですっていう感じが堪らなく魅惑的で。だから空想する音も面白そうで聴きたかった。なかなか手に入れられなかったけど。
手に入れた時はリック・ウェイクマンがどうとかは気にしてなくて、多分今でもそれは気にしてなくて、作品として聴いていると、いや、やっぱりリック・ウェイクマンのオルガンとかピアノとかが目立つシーンも多いことに気付く。やはり天才は若い頃から目立つものなのだ。音はねぇ、もちろんアコースティックなんだけど、やっぱロックバンドだし、フォークっつうだけじゃない。アコースティックテイストの目立つロック。二曲目の組曲なんて12分くらいあるから、こういう展開がプログレ的でもあるし、次の「Temperament of Mind」はリック・ウェイクマンのピアノをクローズアップした作品で、いきなりクラシカルな世界になってしまう…。ちょっとなぁ、バンドの雰囲気からは大きく外れてしまうので、ライブ盤じゃなきゃあり得ない展開。技量とか旋律自体はさすが…と唸らされるものだけど、アルバム的には無茶苦茶浮いてる。
面白いことに決して軽くはない作品で、やはり英国的な重さというのか風格を持ったバンドの音。長寿バンドとして活躍しているだけあって、今聴いても色褪せない濃い音を展開しているアルバム。しかしリック・ウェイクマン在籍中のライブテレビ映像があるんだ…、驚いた。↓
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