Matthews Southern Comfort - Matthews Southern Comfort
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秋冬になるとフォークが心地良い。トラディショナルな英国フォークは今の季節にぴったりなのかもしれない。まぁ、そういう心地良い音を何となく求めているだけというのかもしれないけど、久々にまとめて聴いていて癒されている自分に気付くのだった…(笑)。だからどういうのでも良いんだけど、ロック的なモノから遠ざかった思い切りフォークに手を付けてみる。

イアン・マシューズが組んだバンドの最初のアルバム、っつうかソロ作品のタイトルでもあったマシューズ・サザン・コンフォートの作品「Matthews Southern Comfort」。最近のCDではファーストとセカンド「Second Spring」がカップリングになったCDで売られているようなので、それで良いんじゃない?二枚入ってお得だし。ま、生粋の英国マニアでもない限りアナログは手に入れられないでしょう(笑)。マニア的に有名なのはこの辺よりもここから先にイアン・マシューズが脱退して単なるサザン・コンフォートっていうバンドになってからリリースされた紅茶のジャケットで有名な「サザン・コンフォート」だろうね。お店でいつ見てもハッとする美しさがあるジャケットでさ、品格が備わってる作品だもん。
さてさて、この作品「Matthews Southern Comfort」は1969年暮れにリリースされたようで、イアン・マシューズはフェアポート・コンベンションのセカンドアルバム「What We Did On Our Holidays」までフルで参加してから三枚目の傑作「Unhalfbricking」のレコーディング中に離脱している人で、以降にもちろんフェアポート人脈をも使って作られた作品がこの「Matthews Southern Comfort」。フェアポートの方はサンディ・デニーという強力な歌い手が加入していたためイアン・マシューズのささやくような優しい歌声の出番が少なく、またリスナーも必要としていなかったこともあるのでその分自身のバンドでこういった柔らかく優しい雰囲気の楽曲群に囲まれたウィスパーボイスによる作品はフェアポートからの離脱の理由がよくわかるというものだ。思う存分イアン・マシューズの世界を打ち出しているし、その美しさは英国フォークの中でもかなり秀逸なモノに仕上がっているとも云えるしね。
セカンドアルバム「Second Spring」はもう少し霧が晴れたような感触の作風で、ちょっと雲の切れ間に日差しが見えるかなというような感じでして、うん、CD一枚に二作品が入ってるけど、立て続けに聴いているとその作風の質感の違いはすぐにわかるんじゃないかな。どちらもソフトで優しい楽曲群は聴くモノをうっとりとさせる魅力を放っていることに変わらないね。うん、いいわ、こういうの、秋だ~♪


イアン・マシューズが組んだバンドの最初のアルバム、っつうかソロ作品のタイトルでもあったマシューズ・サザン・コンフォートの作品「Matthews Southern Comfort」。最近のCDではファーストとセカンド「Second Spring」がカップリングになったCDで売られているようなので、それで良いんじゃない?二枚入ってお得だし。ま、生粋の英国マニアでもない限りアナログは手に入れられないでしょう(笑)。マニア的に有名なのはこの辺よりもここから先にイアン・マシューズが脱退して単なるサザン・コンフォートっていうバンドになってからリリースされた紅茶のジャケットで有名な「サザン・コンフォート」だろうね。お店でいつ見てもハッとする美しさがあるジャケットでさ、品格が備わってる作品だもん。
さてさて、この作品「Matthews Southern Comfort」は1969年暮れにリリースされたようで、イアン・マシューズはフェアポート・コンベンションのセカンドアルバム「What We Did On Our Holidays」までフルで参加してから三枚目の傑作「Unhalfbricking」のレコーディング中に離脱している人で、以降にもちろんフェアポート人脈をも使って作られた作品がこの「Matthews Southern Comfort」。フェアポートの方はサンディ・デニーという強力な歌い手が加入していたためイアン・マシューズのささやくような優しい歌声の出番が少なく、またリスナーも必要としていなかったこともあるのでその分自身のバンドでこういった柔らかく優しい雰囲気の楽曲群に囲まれたウィスパーボイスによる作品はフェアポートからの離脱の理由がよくわかるというものだ。思う存分イアン・マシューズの世界を打ち出しているし、その美しさは英国フォークの中でもかなり秀逸なモノに仕上がっているとも云えるしね。
セカンドアルバム「Second Spring」はもう少し霧が晴れたような感触の作風で、ちょっと雲の切れ間に日差しが見えるかなというような感じでして、うん、CD一枚に二作品が入ってるけど、立て続けに聴いているとその作風の質感の違いはすぐにわかるんじゃないかな。どちらもソフトで優しい楽曲群は聴くモノをうっとりとさせる魅力を放っていることに変わらないね。うん、いいわ、こういうの、秋だ~♪
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