Velcra - Consequences of Disobedience
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聴けば聴くほどにロックという器の広さを実感する…、それはもうすべてのジャンルに当て嵌まる事だろうけど、ひとつ何かネタとなるサウンドがあるとそこから更に発展したり何かと組み合わせたりという試行錯誤というか何でもありっつう実験が若い世代によってどんどん試みられていくっていう構図。中にはパフュームでわかるように売り手が意図的に創り上げるサウンドってのもあるけど、それだってやっぱり若い才能が試していることであって、古くからの音楽家はやっぱり淘汰されていってしまうのかな。そう考えると長寿バンドってのは何かしら尊敬すべき所が多いってことだ。若いウチは組み合わせや複合技が才能だと思っているからいいのかもしれないな。

いやぁ、そういう意味では典型的だなぁ~と思ったのがこのバンド、Velcra、ヴェルクラって読むんだろう。何かと自分も好きなフィンランド出身のバンドで、なんつってもこのアルバム「Consequences of Disobedience」のジャケットのインパクトが聴くきっかけだね。可愛い顔してピストルの銃口をこっちに向けてるっていうアンバランスさ、っつうかどこかブレードランナー的な…、ラン・ローラ・ラン的な、トレインスポッティング的な…うん、そういう感じでね。気になったので、まぁいいかと聴いてみました。
おぉ~、これはこれは驚いた…、女性ボーカルによるインダストリアルメタルサウンド?いや、どういうのがインダストリアルなのかよく分かってないけど、デジタルビートをメタルサウンドに持ち込んだものっていう認識で、どこか無機的な音と云う意味だろう。簡単に言えばデジタルビート的メタルサウンドにラップの歌を持ち込んだというか…、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの女性版…が知ってる中では近いのかもしれん。まぁ、そんな感じで、凄く驚いたのはそのジェシー嬢のパワフルな歌声、ラップ声。ただし要所要所ではしっかりと北欧メロディーが歌われていて、しっかりと狙ってこういうのをやってるんだな、というのが良く分かる。もの凄くインパクトのあるアルバムだと思う。
冒頭に書いた文章は、Velcraがこの後に辿った道が…、いや、このアルバム「Consequences of Disobedience」は2002年の作品で、三枚目の作品「Hadal」がリリースされた頃にはもはやインダストリアルメタルと云うカテゴリに属さないようなサウンドに変貌しているらしい。まぁ、ゴシックに近づいたってとこで、そういう面では割とクオリティの高い作品らしいのだが、往年のファンからすると「え?」って話。まぁ、早くも変貌を遂げているってのは時代に敏感な証拠だし、今後の自分達の音楽性ってのはどうしていくんだろうねぇ?と言うところが悩ましいトコなんじゃないかと。
ま、それでもこのファーストアルバム「Consequences of Disobedience」のインパクトの強さは確かに驚くものもあるし、まだまだ音楽の未来は明るいっていう光明を差してくれている気がするもん。そこら辺のヘンなの聴くんだったら絶対この方がロックの激しさを持ってる。そういう音。


いやぁ、そういう意味では典型的だなぁ~と思ったのがこのバンド、Velcra、ヴェルクラって読むんだろう。何かと自分も好きなフィンランド出身のバンドで、なんつってもこのアルバム「Consequences of Disobedience」のジャケットのインパクトが聴くきっかけだね。可愛い顔してピストルの銃口をこっちに向けてるっていうアンバランスさ、っつうかどこかブレードランナー的な…、ラン・ローラ・ラン的な、トレインスポッティング的な…うん、そういう感じでね。気になったので、まぁいいかと聴いてみました。
おぉ~、これはこれは驚いた…、女性ボーカルによるインダストリアルメタルサウンド?いや、どういうのがインダストリアルなのかよく分かってないけど、デジタルビートをメタルサウンドに持ち込んだものっていう認識で、どこか無機的な音と云う意味だろう。簡単に言えばデジタルビート的メタルサウンドにラップの歌を持ち込んだというか…、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの女性版…が知ってる中では近いのかもしれん。まぁ、そんな感じで、凄く驚いたのはそのジェシー嬢のパワフルな歌声、ラップ声。ただし要所要所ではしっかりと北欧メロディーが歌われていて、しっかりと狙ってこういうのをやってるんだな、というのが良く分かる。もの凄くインパクトのあるアルバムだと思う。
冒頭に書いた文章は、Velcraがこの後に辿った道が…、いや、このアルバム「Consequences of Disobedience」は2002年の作品で、三枚目の作品「Hadal」がリリースされた頃にはもはやインダストリアルメタルと云うカテゴリに属さないようなサウンドに変貌しているらしい。まぁ、ゴシックに近づいたってとこで、そういう面では割とクオリティの高い作品らしいのだが、往年のファンからすると「え?」って話。まぁ、早くも変貌を遂げているってのは時代に敏感な証拠だし、今後の自分達の音楽性ってのはどうしていくんだろうねぇ?と言うところが悩ましいトコなんじゃないかと。
ま、それでもこのファーストアルバム「Consequences of Disobedience」のインパクトの強さは確かに驚くものもあるし、まだまだ音楽の未来は明るいっていう光明を差してくれている気がするもん。そこら辺のヘンなの聴くんだったら絶対この方がロックの激しさを持ってる。そういう音。
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