Mortal Love - Forever Will Be Gone
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昨年夏頃にゴシックメタルにハマった時に多種多様のバンドを聴きまくってて、色々探したり漁ったり試してみたりしてた。その時メモっていた中にあったけど聴くまでに至らなかった、いや、即座に手に入れられなかったという理由で後回しにしていたCDも多かったな。その中のひとつがこのモータル・ラブというバンドだった。結構気になっていたので見つからなくって残念~なんて思っていたけど、すっかり忘れてた。ま、そんなもんだ。だが、今回ふと見つけて聴いてみたので良しとしよう。ホントはセカンドアルバム「I Have Lost」を聴きたかったんだけど、またいずれ。

2006年にリリースされたモータル・ラブの三枚目のアルバム「Forever Will Be Gone」。ちなみにこのバンドはノルウェー出身のバンド。うん、素晴らしくよろしい作品じゃないですか。1st、2ndがどのような作品なのかまだ知らないのでこの一作だけのレビューになっちゃうけど、ミドルテンポの楽曲でヘヴィーに彩られているものの、Cat嬢の甘い歌声がその陰鬱さをすべて帳消しにしている。だから何とも甘ったるくて美しく、メタルと云うよりもオーケストレーションと云う感じで歪んだギターが鳴っている印象。なかなかこのアンバランスさが武器になるのは難しいので、このバンドの個性としてしっかりと確立されたサウンドになるんじゃないかな。もうちょっと起伏に富んだメロディがいくつかあると煌びやかになるが、多分それが無いのが良いんだろう。結構な傑作に仕上がっている作品。
男性コーラスによる美女と野獣的なコーラスは入ってくるけど、これくらいの声が一番音楽として合ってる。デス声ではなく囁いているようなコーラスなのでドラマティックさもかなりあるし。特に「While Everything Dies」と云う曲ではストリングスによる楽曲のドラマティックさの中にヘヴィーなギターとアコースティックな要素が詰め込まれているのでかなりレベルの高い作品だろう。いや、良いわ、このバンド。秋冬にぴったりの叙情性を持ってるので好み。


2006年にリリースされたモータル・ラブの三枚目のアルバム「Forever Will Be Gone」。ちなみにこのバンドはノルウェー出身のバンド。うん、素晴らしくよろしい作品じゃないですか。1st、2ndがどのような作品なのかまだ知らないのでこの一作だけのレビューになっちゃうけど、ミドルテンポの楽曲でヘヴィーに彩られているものの、Cat嬢の甘い歌声がその陰鬱さをすべて帳消しにしている。だから何とも甘ったるくて美しく、メタルと云うよりもオーケストレーションと云う感じで歪んだギターが鳴っている印象。なかなかこのアンバランスさが武器になるのは難しいので、このバンドの個性としてしっかりと確立されたサウンドになるんじゃないかな。もうちょっと起伏に富んだメロディがいくつかあると煌びやかになるが、多分それが無いのが良いんだろう。結構な傑作に仕上がっている作品。
男性コーラスによる美女と野獣的なコーラスは入ってくるけど、これくらいの声が一番音楽として合ってる。デス声ではなく囁いているようなコーラスなのでドラマティックさもかなりあるし。特に「While Everything Dies」と云う曲ではストリングスによる楽曲のドラマティックさの中にヘヴィーなギターとアコースティックな要素が詰め込まれているのでかなりレベルの高い作品だろう。いや、良いわ、このバンド。秋冬にぴったりの叙情性を持ってるので好み。
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