Katra - Beast Within
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新たなるサウンドに飛び込む時、もしくは何か気になる時ってのは大体ジャケットで選ぶ事が多い。もちろん今時なのでネットであれこれ誰かが書いた感想を読む事もあるけど、レビュー読んでから聴いてみようと云うのよりもジャケット見てどんなんだろ?って気になってレビューを読む事が多い。それで結局聴いてみないとってことでYouTube見れば良いのに何故かそこではあまりサンプル聴きしない自分。音悪いからかな。音悪いと良いものも良く聴こえない事もあるので、YouTubeで最初に聴く、見るってのはあまり無いかな。でも、ひとつの手段だからやっぱり使うけど。
Katraっつうバンドのこないだリリースされたワールドワイド向けアルバムとしては一枚目の作品「Beast Within」。この前に自国フィンランドでは同じようなジャケットでフィン語でのアルバムがリリースされていたみたいだけど、英語にし直して楽曲もリメイクや新作を詰め込んだ世界に放つ作品として仕上げている。なんつっても叶美香さんのような女性が前面に写し出されたアルバムジャケットを見ればやっぱり気になるでしょう。如何にも私を聴いて、と言わんばかりのジャケットなので女性ボーカル好きの自分としては素直に聴くワケです。最初は別にゴシックなメタルとも知らなかったので、ポップスでもいいか、って気分だったけど、しっかりとその筋のメタルサウンドだったので驚いた。例のユーロビジョンコンテストにも出場したらしく、その際にNightwish似のバンドと評論されたようで、ターヤのいなくなったNightwishをイメージさせるバンドならば、ってことで話題になったらしいが日本では全然情報がないなぁ…、と。
サウンドはね、確かにNightwish的なオーケストレーションとハードなギターに加えてソプラノボーカルが宙を舞う感じではある。ボーカルのカトラ嬢の歌声も見事にソプラノボイスで確かにターヤ云々と言われる部分はあるけど、あそこまでじゃないから普通に巧いボーカルってトコか。ウィズンのシャロンに近いかもしれん。ま、いいじゃないか、どちらにしてもそれくらい綺麗な声だってことで。ルックスはジャケットが証明しているワケだし。バンドサウンドは如何にもゴシックメタルって感じだけど、ちょっと一辺倒な部分もあって音楽的な幅の広さと深みが今後の課題か。フィンランドだから素直に作ればメランコリックに出来ちゃうと思うんで是非頑張ってほしいバンド。鍵盤があまり目立たない普通のメタルサウンドに近く聞こえる曲が多いのは古い曲なのかな。ま、それでも面白い聴き所は満載なのでよろし♪
いや、これさ、Within Temptationをアマゾンで検索してる時に関連バンドで出てくるから、そこで気になってクリック、っつうパターンなんだよ。アルバムタイトルが「Beast Within」だから引っ掛かるんだろう。おかげで良いモノに出会えました。
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