Thin Lizzy - Live And Dangerous
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ロックのライブ名盤を挙げる時に必ず入ってくるアルバムと云うのはもうほぼ固定されているんじゃないだろうか?多分誰でもが思い付くものが名盤として君臨している。ザ・フーの「Live at Leeds」やキッスの「Alive!」、UFOの「Strangers in the Night」やチープ・トリックの「At Budokan」など皆が皆、なるほど、と思うアルバムが多い。ただ、最近では発掘モノなども多くリリースされているのでそう云ったアイテムまで含めるとかなりバラけてくるしマニアックになってくると思うので、あくまでも当時リリースされたものと云う前提。

シン・リジィのライブ名盤「Live and Dangerous」は1978年リリースの傑作。それこそライブ名盤には必ず入ってくるアルバムで、正に飛ぶ鳥落とす勢いのシン・リジィを丸ごと収録している。今聴いてももの凄い迫力とロックなライブ感が素晴らしいんだよね、これ。あまりにも熱くてグルーブ感があるので普通のスタジオ盤がつまらなくなってしまうくらい突出したライブアルバム。曲の構成も見事で、最初は飛ばしながらもペースダウンしたり泣かせてくれたり、そしてまた皆で楽しんだりとライブの醍醐味を見事に伝えてくれるアルバム。
最初っから「Jailbreak」だからねぇ。燃えるよ、これは。ツインギター云々の語りはもう当たり前だし、やっぱり最強と言わざるを得ないくらいのプレイでぶっ飛ぶ。そのままの勢いで早速「Emerald」と来て、これまた美しい旋律を奏でるツインギターのハードロック作品で燃えまくる。フィルのベースだって冴え渡っているし、圧巻と云うしかないもん。そんなハードなのが続いたと思ったら徐々にソフトなサウンドで会場を押さえていく曲順。「Rosalie」も割としっとり目だしね。そしてサックスが綺麗に響き渡る、正にアイルランド風な曲「Dancing In the Moonlight」もシン・リジィらしい作品で、会場を和ませてくれている。やはり余裕があるバンドは違う。キりが無いな。次の「Massacre」はもうノリまくってしまうくらいのアレンジで堪らん。美しいハードロックってのはこういうのを言うんだよ、と。その美しさを違う形で表しているのが「Still In Love With You」という名バラード。
ここから一気に終盤に向けてテンションを上げていく…「The Cowboy Song」はこれもまたアイルランド風に盛り上げていきながら「The Boys Are Back In Town」でしょ。もうねぇ、凄い展開で攻めてくる。このアルバム聴いてて飽きたりつまらないって言うのって無いんじゃないかな。今時のハードロック好きでも多分このライブ盤は楽しめるハズ。いや、これ分からなかったらロック聴かない方が良いよ。ま、それくらい良く出来てるライブアルバム。まだアルバムを聴いてる途中でもそう思う。そしてこの後もまだまだ立て続けにハードでメロディアスなナンバーが来ます。「Warrior」の期待させるイントロからツボにハマる引っ掛かるようなリフがこれもまた素晴らしい。ほぼ全編に渡ってツインギターの醍醐味をたっぷりと楽しませてもらえる。サウンド的にもフィルがベースと歌でど真ん中にどっしりと構えていて、サイドを二人が彩るというアンサンブル。かっちょ良い。最後はお決まりの「Baby Drives Me Crazy」と「The Rocker」で大円団。
DVDでも「ライヴ・アンド・デンジャラス」が出てて、これはまた別のライブを収録しているからアルバムと共に二度美味しい。発掘音源も入れれば割と色々なライブが聴けるシン・リジィ。やはりフィル存命中に快心のリリースを果たした「Live and Dangerous」はそれらとは一線を画す出来映え。映像でも楽しみたいが、音でもライブを想像して楽しむのも良い。正に傑作ライブ。


シン・リジィのライブ名盤「Live and Dangerous」は1978年リリースの傑作。それこそライブ名盤には必ず入ってくるアルバムで、正に飛ぶ鳥落とす勢いのシン・リジィを丸ごと収録している。今聴いてももの凄い迫力とロックなライブ感が素晴らしいんだよね、これ。あまりにも熱くてグルーブ感があるので普通のスタジオ盤がつまらなくなってしまうくらい突出したライブアルバム。曲の構成も見事で、最初は飛ばしながらもペースダウンしたり泣かせてくれたり、そしてまた皆で楽しんだりとライブの醍醐味を見事に伝えてくれるアルバム。
最初っから「Jailbreak」だからねぇ。燃えるよ、これは。ツインギター云々の語りはもう当たり前だし、やっぱり最強と言わざるを得ないくらいのプレイでぶっ飛ぶ。そのままの勢いで早速「Emerald」と来て、これまた美しい旋律を奏でるツインギターのハードロック作品で燃えまくる。フィルのベースだって冴え渡っているし、圧巻と云うしかないもん。そんなハードなのが続いたと思ったら徐々にソフトなサウンドで会場を押さえていく曲順。「Rosalie」も割としっとり目だしね。そしてサックスが綺麗に響き渡る、正にアイルランド風な曲「Dancing In the Moonlight」もシン・リジィらしい作品で、会場を和ませてくれている。やはり余裕があるバンドは違う。キりが無いな。次の「Massacre」はもうノリまくってしまうくらいのアレンジで堪らん。美しいハードロックってのはこういうのを言うんだよ、と。その美しさを違う形で表しているのが「Still In Love With You」という名バラード。
ここから一気に終盤に向けてテンションを上げていく…「The Cowboy Song」はこれもまたアイルランド風に盛り上げていきながら「The Boys Are Back In Town」でしょ。もうねぇ、凄い展開で攻めてくる。このアルバム聴いてて飽きたりつまらないって言うのって無いんじゃないかな。今時のハードロック好きでも多分このライブ盤は楽しめるハズ。いや、これ分からなかったらロック聴かない方が良いよ。ま、それくらい良く出来てるライブアルバム。まだアルバムを聴いてる途中でもそう思う。そしてこの後もまだまだ立て続けにハードでメロディアスなナンバーが来ます。「Warrior」の期待させるイントロからツボにハマる引っ掛かるようなリフがこれもまた素晴らしい。ほぼ全編に渡ってツインギターの醍醐味をたっぷりと楽しませてもらえる。サウンド的にもフィルがベースと歌でど真ん中にどっしりと構えていて、サイドを二人が彩るというアンサンブル。かっちょ良い。最後はお決まりの「Baby Drives Me Crazy」と「The Rocker」で大円団。
DVDでも「ライヴ・アンド・デンジャラス」が出てて、これはまた別のライブを収録しているからアルバムと共に二度美味しい。発掘音源も入れれば割と色々なライブが聴けるシン・リジィ。やはりフィル存命中に快心のリリースを果たした「Live and Dangerous」はそれらとは一線を画す出来映え。映像でも楽しみたいが、音でもライブを想像して楽しむのも良い。正に傑作ライブ。
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