Motley Crue - Girls, Girls, Girls


1987年リリースの4枚目「ガールズ、ガールズ、ガールズ」。自分はここから聴かなくなった。なんでだろ?飽きたんだろうな、こういうのに。それか他に面白くて深みのある世界にハマっていったからだな。なんかね、瞬間的に通り過ぎてしまったアルバム、っつうかこの頃は音楽シーン全般をそんな風に聴いていた。多分自分の趣味追求に費やしていたからだ。古き良きロックと比べてこれってさぁ~、みたいな感じで聴いていた頃だ。
んなことで思い入れあって聴いていた事はないが、バンドやってると周りにはこれが好きだ~ってのももちろんいて、聴かされたりすることもあった。それで知ってるんだな。ま、そういう時って大体熱く語られるワケよ。「モトリーのさ、これがな」とか「このアルバムの、ここがよぉ」みたいな感じでギター持ちながらああだこうだとね。んでまた簡単だからその場で「おぉ、そうか」と弾けてしまうから愛される(笑)。だがしかし、そこで自分は「やっぱな、ツェッペリンのさ…」となるんだが、ま、そんなもんだ。
さて、正直にこのアルバム、最初の二曲で完結。いや、全編よく仕上がっているんだろうけど、最初の二曲が突出してキャッチーなので。でもアルバムのレベルは結構高いものだし、平均点以上の作品だろうね。ただ、バランスがよろしくない感じ。ジャケットがちょっと暗めのトーンというのもなんとなく作品の雰囲気と絡みが悪い。なんてのが率直な感想でして、きっちりと聴いて分析してってのじゃないからそんな感じ~なんてなってるけど、ライブの映像を見てるとやっぱ理屈抜きに楽しめるライブバンドだし、ヘタだけど関係なく騒いでいられるバンド。ま、ワイルドなロックンローラーが似合う。
今じゃ何か、こんなにボーナストラック収録されたCDがリリースされているんだ。彼等も歴史になりつつあるんだな…。
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