Television - Marquee Moon
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もうひとつのニューヨークパンクを代表するバンドの筆頭として一般的にはトム・ヴァーレインの率いるテレビジョンが挙げられるけど、個人的には結構不思議。サウンド的にはどちらかと言えばパンク以降にイギリスで流行することとなるいわゆるニューウェイヴ(古い単語だが・・・)に通じていくサウンドで、ある意味その最先端だったが、パンクか、となるとちょっと違うのでは?って。歌詞に込められるメッセージ性を中心に捉えれば十分パンクで、トム・ヴァーレインという人がパティ・スミスと大いに関係のある人だし、ニューヨークパンクとして括られるのは分かる。それにしては上手いし、音楽性もしっかりしているから、名盤と呼ばれる「Marquee Moon」が代表作。っつうか二枚しかリリースしてないけど、この音を聴くと改めてその斬新な取り組みに驚かされた。
先にも述べたように、後のイギリスでブームとなるニューウェイブサウンドの原点とも言える透明感のあるギターの音色、そしてバンドサウンド全体でもかなり透明感のあるおしゃれな音にポップでキャッチーなフレーズがふんだんに使われているので、当時では斬新だったと思う。ライブではどのようなスタイルだったのか知らないのでとりあえずスタジオ盤を聴いた限りのことしか書けないけど、好きなファンには異論があるのかもしれないね。「Marquee Moon」
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