Michael Schenker Group - Live In Tokyo 2008
2 Comments


そういえば、書こう書こうと思っていてすっかり忘れていた、というかタイミングを逸していたんだが、ようやく手を付けておこう(笑)。去る8月末日、このブログでは結構登場頻度が高いマイケル・シェンカーがまたしても日本に来て公演を行っていたのだ。そしてしっかりと来日公演情報が入ると同時にチケットを入手していて、一人でじっくりと参戦していました。こないだの来日では3曲目で退場という芸人らしからぬことをやってしまっていたのでもう来日はないかなと思っていたらその振り替え公演の来日、そして今回は全盛期でのメンバーを従えての新作プロモーションという意味合いもあったのか、はたまた日本のシェンカー人気を当て込んでかしっかりと来日公演が行われました。めでたしめでたし。
今回の日本公演でのセットリストは下記
Ride On My Way
Cry for the Nations
Let Sleeping Dogs Lie
Armed and Ready
Ready to Rock
I Want You
A Night to Remember
Into the Arena
Lost Horizons
Rock My Nights Away
On and On
Attack of the Mad Axeman
-encore-
Doctor Doctor
Rock Bottom
ざっと一時間半くらいだったけどね、いやぁ~、面子が懐かしくて嬉しくて。マイケル・シェンカーはもちろんだけど、ボーカルにはゲイリー・バーデン、ベースにクリス・グレン、そしてドラムにはテッド・マッケンナ!という布陣。ヨーロッパツアーではドラムにはクリス・スレイドが座っていたんだけどアジア公演あたりでは都合が合わなかったらしく急遽テッド・マッケンナの参加。もう一人最近のマイケル・シェンカーをしっかりとサポートしているギター兼鍵盤のウェインという人がいるんだけど、何せ一番凄かった頃の面子が揃ったライブってことで期待してはいけないけど期待しちゃったよなぁ。もう25年前の全盛期の面子だから今更無理に決まってるが…。
案の定テッド・マッケンナのドラムはかなりバタバタしてて、ま、それでも彼らしいドラミングなのかもしれないな。ベースはかなりイケてたのでよかった。ルックスはかなりヘヴィー級になっていたが。しかしボーカルのゲイリー・バーデンと来たらこれもまたかなりヤバい。声なんてほとんど出てないワケでして、高いパートは大体客に歌わせるとかで誤魔化していて、ちょっと可哀相な感じもしたけどマイケル・シェンカーはそれでもよかったんかな。そして神のギタープレイはそりゃもう素晴らしいプレイでして、一音一音丁寧にしっかりとピッキングして音色を大切に新たなるディーンのフライングVを奏でているというもので、そのトーンのマイルドさはギブソンとはまた異なる味を出していて見惚れてしまった。あとは「Captain Nemo」さえ演奏してくれればもう何も言うことなかったんだが、まぁ、しょうがない。バックの力量不足だろう。
今回はマイケル・シェンカーもかっこよい衣装を着てキメてくれていたし、神のオーラが出ていたしもちろんプレイも素晴らしくて感動もんだった。もう見れなくてもいいかな、と思うくらい。複雑なのはやっぱりイキの良いメンバーを従えてきたらもっと輝くんだろうか?と。懐かしい面々では力量不足だし、難しいところだ。だがまだまだ活動していてあのテクニックを生で見れるってのは嬉しいね。やっぱり最初期のアルバム群がかっこよいよな~。
- 関連記事
-
- Michael Schenker & Gary Barden - Gypsy Lady
- Michael Schenker Group - Live In Tokyo 2008
- Michael Schenker - In The Midst Of Beauty