Jimi Hendrix - Blue Wild Angel (Isle of Wight)
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1970年9月18日ロンドンのホテルにてガールフレンドによりジミ・ヘンドリックスの遺体が発見された。享年27歳という若さでの逝去で多くのロックミュージシャンが影響を受け、また哀しみの弔電を打ったと言う。ロック界の寵児、いや天才ギタリストと呼ばれるジミヘンだが、今なお彼を超えるギタリストは存在しない。多分数百年に一度の素材以上の人物だったのかもしれないとマジに思うくらいにロックを知れば知るほどジミヘンの凄さを知るというもので、聴けば聴くほどにいくつも発見があり、映像を見れば見るほどに感心する紛れもなく天才。

なんて書かなくても有名なジミヘンの命日ですな、本日は。もう38年前の出来事だけど今でもナマナマしくアチコチに登場するジミヘンは到底昔にいなくなったギタリストとは思えない程現代に生きている。それもまたなんとも恐ろしいことではあるけど、今でもCDやDVDが続々とリリースされているし、雑誌にはほぼ定期的に出てくるし、全く影響度の凄さはピカイチ。それだけに情報量も多いけどまだ解明しきれない事実も多い。どうやってギター弾いているんだ?みたいな映像もあるしね。
さて、ウチのブログでは結構ジミヘンも登場しているので何にしようかなぁ~と思ってたけど、たまたま逝去18日前となったワイト島フェスティバルの様子がオフィシャルDVD「ブルー・ワイルド・エンジェル~ワイト島のジミ・ヘンドリックス」にてリリースされているし、売り文句も一応生前最後のライブと偽った宣伝文句もあることなので、それで。いや、ワイト島以降ももちろんジミはライブやってるけど正規には映像も音も出てないだけで、死ぬ前までライブはあったりします。まぁ、それでもここまで素晴らしい映像で残されているものはないし、そういう意味では確かに生前最後の勇姿を堪能できる映像なので楽しみたい。
ジプシーズになってからのジミヘンはちょっとファンクな方向に走っていたのであまり好みではなかったけど、ドラマーにミッチ・ミッチェルを戻してからはまた昔のようなロックの輝きを取り戻したライブなので聴きやすくなっているし、やっぱりミッチのドラムは良い。ビリー・コックスのベースはまぁ、どっちゃでも良いが、ミッチのサポートはジミには絶対必要。このワイト島のライブはそんな三人でのライブながら、ジミもかなり調子が良く、ギターも凄く歪んでいるので初期に戻ったかのようなサウンドでノイジーに攻め立ててくる。裏話ではこの頃は相当ストレスの溜まる出来事やビジネス上の不満やらレコーディングの不満、マネジメントとの確執など色々とあったようだが、ステージではその怒りの矛先として己の感情の赴くままにプレイしているという姿を見れる。決して白熱した云うライブではなく、内に秘めたプレイに近いけど、そういうのも面白いから好きですね。
全編そんな感じで、モロにジミのその時の感情が出ているのは最後の最後、「In From The Storm」での演奏後、観客に挨拶してストラトを引きずってステージに捨ててバックステージに去るシーン。これほど投げやりになるのもやはり空しさがあったんだろうなと。演奏だけ聴いていればそんな事ないが。それとストラトメインなのは相変わらずだけどフライングVでのプレイも見れてなかなか楽しめる。しかしこれだけ無表情にこんなに熱い演奏出来るのはやっぱ凄い。音だけじゃ物足りないので是非DVDで見てもらいたい。


なんて書かなくても有名なジミヘンの命日ですな、本日は。もう38年前の出来事だけど今でもナマナマしくアチコチに登場するジミヘンは到底昔にいなくなったギタリストとは思えない程現代に生きている。それもまたなんとも恐ろしいことではあるけど、今でもCDやDVDが続々とリリースされているし、雑誌にはほぼ定期的に出てくるし、全く影響度の凄さはピカイチ。それだけに情報量も多いけどまだ解明しきれない事実も多い。どうやってギター弾いているんだ?みたいな映像もあるしね。
さて、ウチのブログでは結構ジミヘンも登場しているので何にしようかなぁ~と思ってたけど、たまたま逝去18日前となったワイト島フェスティバルの様子がオフィシャルDVD「ブルー・ワイルド・エンジェル~ワイト島のジミ・ヘンドリックス」にてリリースされているし、売り文句も一応生前最後のライブと偽った宣伝文句もあることなので、それで。いや、ワイト島以降ももちろんジミはライブやってるけど正規には映像も音も出てないだけで、死ぬ前までライブはあったりします。まぁ、それでもここまで素晴らしい映像で残されているものはないし、そういう意味では確かに生前最後の勇姿を堪能できる映像なので楽しみたい。
ジプシーズになってからのジミヘンはちょっとファンクな方向に走っていたのであまり好みではなかったけど、ドラマーにミッチ・ミッチェルを戻してからはまた昔のようなロックの輝きを取り戻したライブなので聴きやすくなっているし、やっぱりミッチのドラムは良い。ビリー・コックスのベースはまぁ、どっちゃでも良いが、ミッチのサポートはジミには絶対必要。このワイト島のライブはそんな三人でのライブながら、ジミもかなり調子が良く、ギターも凄く歪んでいるので初期に戻ったかのようなサウンドでノイジーに攻め立ててくる。裏話ではこの頃は相当ストレスの溜まる出来事やビジネス上の不満やらレコーディングの不満、マネジメントとの確執など色々とあったようだが、ステージではその怒りの矛先として己の感情の赴くままにプレイしているという姿を見れる。決して白熱した云うライブではなく、内に秘めたプレイに近いけど、そういうのも面白いから好きですね。
全編そんな感じで、モロにジミのその時の感情が出ているのは最後の最後、「In From The Storm」での演奏後、観客に挨拶してストラトを引きずってステージに捨ててバックステージに去るシーン。これほど投げやりになるのもやはり空しさがあったんだろうなと。演奏だけ聴いていればそんな事ないが。それとストラトメインなのは相変わらずだけどフライングVでのプレイも見れてなかなか楽しめる。しかしこれだけ無表情にこんなに熱い演奏出来るのはやっぱ凄い。音だけじゃ物足りないので是非DVDで見てもらいたい。
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