John Lennon - Rock'n Roll


今時だともちっと歪んだギターとか入ってたりするんだろうけど、見事にオールドタイム感の漂う雰囲気でカバーされている…どころかジョン・レノン風ロックンロールとも言えるアレンジもさすがと唸らされるし、それは最初の「Be Bop A Lula」からしてそうだ。好きなんだなぁ~としか云えないような雰囲気が良いし、この中で一番好きなのは多分「Stand By Me」だ。自分がジョン・レノンと出逢ったのがこの曲だから。ガキの頃FM聴いててジョンの「Stand By Me」が流れてさ、凄くかっこよくて探し回ったもん。暑い夏の深夜だったかな、衝撃的でね。それまでもちろんビートルズって知ってたけど、あんまり興味なくて、ジョンの名前も知ってたけど全然ピンと来てなくてね。それがいきなりこれで、やっぱり違うんだ~と。その夏はしばらくその辺にハマり込んでたかな。それでもビートルズは好きじゃない、って言い張ってたけど(笑)。
しかし冷静に聴いてみると良い曲、っつうかポピュラーで良いロックンロールが選ばれてるよね。多分ジョンの本当の好みとなるともっとマニアックになるような気もするけど、割とメジャー所の無難な選曲で、自分らしさを出している感じ。これ聴いてからは50sのオリジナルのロックンロールをひたすら探して聴いてたもんな。それでもそんなにジョンのバージョンが違うこともなくて驚いたっつうか安心したっつうか、その辺やっぱ好きになった。そういう意味で自分的には結構ひとつのきっかけを与えてくれた作品だね。
昔はもっと曲数少なかったけど、今はボーナストラック付きで出てる様子なのでいっぱい聴けるみたい。もちろん自分的にはアナログだったり昔のCDだったりするのでボーナストラックは聴いてないけど、そんなに長々と聞く必要もないのでいいかな、と思ったりする。だって思い入れあるから、それでいいじゃん、ってね。
- 関連記事
-
- Paul McCartney - Back In The U.S.S.R
- John Lennon - Rock'n Roll
- Ringo Starr And His All Starr Band - Live In Japan 1995