Sly & The Family Stone - Dance To The Music
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JBに迫るほどのファンクさとロック色を強めたソウルなグループってのはスライ&ザ・ファミリーストーンとP-Funk軍団くらいなもんじゃないだろうか。プリンスってのもありなんだが、もちっと後の話という感じがするので、やっぱスライかなぁ。もうすぐ、っつうか来週?には来日公演が行われるんだよね、確か。体力の問題からかほとんどステージに出てこないとかあまり評判の良いライブとは聞かないけどやっぱ歴史が動いているっていうのは見ておきたいって心境にさせるものだ。うん、行く予定は特にないんだけど金髪モヒカンでピアノの前に座っていたスライのこないだのテレビでのインパクトはもの凄かった。生きてたんだ~って感じの方が強くて、そのパフォーマンス性ってのはあまり気にしてなかったけど、どうなんだろうね。

1968年リリースのセカンドアルバム「ダンス・トゥ・ザ・ミュージック」。うん、時代的なモノでこれが良いかなぁ~と。この後の「スタンド!」は前にもう書いてしまっているし、名作と呼ばれる「暴動」にしてももう書いたことあるしさ。そもそも「暴動」ってちと暗いっつうか独特の世界で夏の暑さに望むファンキーさじゃないからねぇ。んで、セカンドアルバムの「ダンス・トゥ・ザ・ミュージック」ってのは暗さが全く無くって、かと言って滅茶苦茶ファンキーで気合いの入る作品か、っつうとそうでもなくって、その辺の妙~なバランスがスライ&ザ・ファミリーストーンの面白いところで、ロックバンドでありながらファンクバンドっつうかさ。そもそも白人黒人の混合バンドって珍しいし、しかもそれが60年代に出てきていたってのは凄いことだよ。人種差別が云々って言われていた時代にやってたんだから。んでリーダーのスライはビートルズやストーンズからの影響も明言しているし、音的にもロックフィーリングは出てきているから彼等はロックの世界で認知されてきたんだと。代表的なのはウッドストックの出演によるインパクト。
それで、このセカンドアルバム「ダンス・トゥ・ザ・ミュージック」なんだけど、最初からもうタイトル曲の軽快なダンスソングで、ノリも良いし踊れる曲だもんな。以降、アルバム全編に渡ってキャッチーで明るくてノリの良い、そして全然重くないスライ&ザ・ファミリーストーンの初期のファンクバンドさが聴ける。「Dance To The Medley」はちょっと時代の洗礼を受けていてサイケデリックな雰囲気を醸し出しているけど彼等のファーストの延長だと思えば何て事はない。いやぁ~それにしてもやっぱりベースラインが面白いし、効果的な音の使い方が既にあちこちで試されていて、こういった実験が後の「暴動」あたりで花開くってトコか。
一般的には結構取っ付きにくいバンドなのかもしれないし、名盤と呼ばれている部分ではスライ&ザ・ファミリーストーンの良いところがわかりにくいかもしれないので、「アンソロジー」とかのベスト盤が良いんじゃないかな、と。ただ、強烈なグルーブってのとはちょっと違うのでJB並のファンクを期待するとスカされます。気怠いグルーブはお得意だけどね。


1968年リリースのセカンドアルバム「ダンス・トゥ・ザ・ミュージック」。うん、時代的なモノでこれが良いかなぁ~と。この後の「スタンド!」は前にもう書いてしまっているし、名作と呼ばれる「暴動」にしてももう書いたことあるしさ。そもそも「暴動」ってちと暗いっつうか独特の世界で夏の暑さに望むファンキーさじゃないからねぇ。んで、セカンドアルバムの「ダンス・トゥ・ザ・ミュージック」ってのは暗さが全く無くって、かと言って滅茶苦茶ファンキーで気合いの入る作品か、っつうとそうでもなくって、その辺の妙~なバランスがスライ&ザ・ファミリーストーンの面白いところで、ロックバンドでありながらファンクバンドっつうかさ。そもそも白人黒人の混合バンドって珍しいし、しかもそれが60年代に出てきていたってのは凄いことだよ。人種差別が云々って言われていた時代にやってたんだから。んでリーダーのスライはビートルズやストーンズからの影響も明言しているし、音的にもロックフィーリングは出てきているから彼等はロックの世界で認知されてきたんだと。代表的なのはウッドストックの出演によるインパクト。
それで、このセカンドアルバム「ダンス・トゥ・ザ・ミュージック」なんだけど、最初からもうタイトル曲の軽快なダンスソングで、ノリも良いし踊れる曲だもんな。以降、アルバム全編に渡ってキャッチーで明るくてノリの良い、そして全然重くないスライ&ザ・ファミリーストーンの初期のファンクバンドさが聴ける。「Dance To The Medley」はちょっと時代の洗礼を受けていてサイケデリックな雰囲気を醸し出しているけど彼等のファーストの延長だと思えば何て事はない。いやぁ~それにしてもやっぱりベースラインが面白いし、効果的な音の使い方が既にあちこちで試されていて、こういった実験が後の「暴動」あたりで花開くってトコか。
一般的には結構取っ付きにくいバンドなのかもしれないし、名盤と呼ばれている部分ではスライ&ザ・ファミリーストーンの良いところがわかりにくいかもしれないので、「アンソロジー」とかのベスト盤が良いんじゃないかな、と。ただ、強烈なグルーブってのとはちょっと違うのでJB並のファンクを期待するとスカされます。気怠いグルーブはお得意だけどね。
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