Clarence Gatemouth Brown - Alright Again!
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数年前にアメリカのニューオリンズを駆け巡って多大なる被害を与えた台風カトリーナ。記憶にある人もまだ多いと思うんだけど、ニューオリンズって言ったら有象無象のミュージシャンがたむろしている所でドクター・ジョンなんかが有名なんだけど、ブルースメンも結構その辺に住まいを構えている人も多かったらしい。もっとも台風で飛ばされてしまうなんていうマヌケはそうそういないと思うんだけど、この災害により住居を異動しなければならなかった人は多く、ミュージシャンなんかだったら器材とかもやっぱり水没したりしたんだろうか。などと気になることもあるんだけど、クラレンス・ゲイトマウス・ブラウンというミュージシャンもこの時に生まれ故郷のテキサスに戻ったらしいが、その後すぐに自宅で死去。肺ガンやら何やらとあちこちガタが来ていたらしいが、享年81歳ならまぁ本望かと。

1981年リリースの「Alright Again!」。グラミー賞受賞作品ということらしいが、まぁ、そんなのは置いといても実に味わい深いアルバムでして、ブルースっつうのではなくって、もっとルーツ・オブ・アメリカな音楽がてんこ盛り。この人の本業は多分ギターだと思うんだけど、フィドルも器用に弾きこなすし、その他の楽器も手を付けていて正にミュージシャンというデカい黒人。珍しい人で、才能あったんだろうな。ギターフレーズ聴いててもブルースに根ざしてはいるけどどこかフレーズが面白いし、そもそも音色がペケペケなのでテキサスブルースメンらしい音じゃない。ところがフィドルになると良い音していてとてもバイオリンっつう音じゃないのも楽しめる。ケイジャン風なものからジャジーなもの、そしてブルースに根ざしたモノなどなど一辺倒にならない音楽性は彼の財産だ。
ミュージシャンとしてのデビューは1945年で初アルバムをリリースしたのが72年?ヘンな人っつうかよくそれで生きながらえているものだと思うが、根っからのミュージシャンなんだろう。そういう下積みの長さからあらゆる楽器に精通したんだということか。このアルバム「Alright Again!」では初っ端からゴージャスとはちょっと違うホーンセクションによるご機嫌なナンバーが奏でられ、ペケペケギターが炸裂。う~ん、ゴキゲンな音でまたまた多様な音楽を聴きたくなってくるサウンド。


1981年リリースの「Alright Again!」。グラミー賞受賞作品ということらしいが、まぁ、そんなのは置いといても実に味わい深いアルバムでして、ブルースっつうのではなくって、もっとルーツ・オブ・アメリカな音楽がてんこ盛り。この人の本業は多分ギターだと思うんだけど、フィドルも器用に弾きこなすし、その他の楽器も手を付けていて正にミュージシャンというデカい黒人。珍しい人で、才能あったんだろうな。ギターフレーズ聴いててもブルースに根ざしてはいるけどどこかフレーズが面白いし、そもそも音色がペケペケなのでテキサスブルースメンらしい音じゃない。ところがフィドルになると良い音していてとてもバイオリンっつう音じゃないのも楽しめる。ケイジャン風なものからジャジーなもの、そしてブルースに根ざしたモノなどなど一辺倒にならない音楽性は彼の財産だ。
ミュージシャンとしてのデビューは1945年で初アルバムをリリースしたのが72年?ヘンな人っつうかよくそれで生きながらえているものだと思うが、根っからのミュージシャンなんだろう。そういう下積みの長さからあらゆる楽器に精通したんだということか。このアルバム「Alright Again!」では初っ端からゴージャスとはちょっと違うホーンセクションによるご機嫌なナンバーが奏でられ、ペケペケギターが炸裂。う~ん、ゴキゲンな音でまたまた多様な音楽を聴きたくなってくるサウンド。
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