Jimmy Reed - Live At Carnegie Hall
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暑苦しいブルースを立て続けに聴いて、益々暑苦しく楽しむというほぼ自虐的な生活をしているが、あと少しで夏も終わるのだと言い聞かせて…。いやぁ、それにしてもブルースというカテゴリは実に幅が広い。多様化した現代ならともかく、40年代から60年代にかけてのブルースというジャンルでも各々が実に個性的な音楽を作っていて、今更ながらその幅の広さに驚くワケさ。戦前ブルースあたりはどれもこれも同じようなサウンドっつう感じはあったけど戦後ブルースからは凄く発展している。エレキの浸透もあるしレコーディング技術や器材の進歩ってのも大きいんだろうけど、そもそもの音楽性が広い。そんな中でもマイペースで伸びやかにゆったりとしたブルースを聴かせてくれるのがジミー・リード。

1961年の「アット・カーネギー・ホール」っつう作品。ライブアルバムっつっても実は面白くて、人を入れないでカーネギーホールでライブを行って一発録音したという代物。別にカーネギーホールでやんなくても、と思うけど、やっぱりその辺はステータスかね。カーネギーホールっつったらやっぱり名所だから、そこでのライブ盤つったらそれだけで箔が付くってもんだ。んなことで無人のカーネギーホールライブ盤。まぁ、それでも。この人のブルースっつうのは全く問題なくって…、なぜならジミー・リードのブルースっつうのは日本で言うと憂歌団みたいなもんで、一般にはホームタウンブルースと呼ばれている。要するにまったりとしたラグタイムのようなジャイブのような、そんな癒し系なサウンドばかりを立て続けにやってくれるからだ。故にライブによる熱さってのとは割と無縁で、如何にゆっくりとくつろげる状態を創り出すか、みたいなとこあるし。だから白熱したギターソロが云々とかってのではない。まぁ、珍しいブルースだよね。50年代から60年代にかけて活躍した人なんだけど、結構ヒット曲も持っていたらしく、割とメジャー。ま、あまり知らないけど何かのベスト編集盤とかでは名前を見かけることがあるかもしれない。
んで、この「アット・カーネギー・ホール」っつうアルバムもそんなジミー・リードお得意のサウンドがたっぷりと詰め込まれているので暑い夏を少しだけ心地良いものにしてくれるね。BGM的に聴いてしまうけど、ジャケットのセンスとか音の雰囲気とか良く出来ているので割とオススメかも。バンド形式でバランス取れてるしね。うん、いいよ、こういうの。
そういえば、この人の50年代のアルバムではどういうわけかあのアルバート・キングがドラマーとしてクレジットされていて、食うためなら何でもやったよ、というアルバート・キングのセリフを裏付けているものだ…。


1961年の「アット・カーネギー・ホール」っつう作品。ライブアルバムっつっても実は面白くて、人を入れないでカーネギーホールでライブを行って一発録音したという代物。別にカーネギーホールでやんなくても、と思うけど、やっぱりその辺はステータスかね。カーネギーホールっつったらやっぱり名所だから、そこでのライブ盤つったらそれだけで箔が付くってもんだ。んなことで無人のカーネギーホールライブ盤。まぁ、それでも。この人のブルースっつうのは全く問題なくって…、なぜならジミー・リードのブルースっつうのは日本で言うと憂歌団みたいなもんで、一般にはホームタウンブルースと呼ばれている。要するにまったりとしたラグタイムのようなジャイブのような、そんな癒し系なサウンドばかりを立て続けにやってくれるからだ。故にライブによる熱さってのとは割と無縁で、如何にゆっくりとくつろげる状態を創り出すか、みたいなとこあるし。だから白熱したギターソロが云々とかってのではない。まぁ、珍しいブルースだよね。50年代から60年代にかけて活躍した人なんだけど、結構ヒット曲も持っていたらしく、割とメジャー。ま、あまり知らないけど何かのベスト編集盤とかでは名前を見かけることがあるかもしれない。
んで、この「アット・カーネギー・ホール」っつうアルバムもそんなジミー・リードお得意のサウンドがたっぷりと詰め込まれているので暑い夏を少しだけ心地良いものにしてくれるね。BGM的に聴いてしまうけど、ジャケットのセンスとか音の雰囲気とか良く出来ているので割とオススメかも。バンド形式でバランス取れてるしね。うん、いいよ、こういうの。
そういえば、この人の50年代のアルバムではどういうわけかあのアルバート・キングがドラマーとしてクレジットされていて、食うためなら何でもやったよ、というアルバート・キングのセリフを裏付けているものだ…。
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