John Lee Hooker - King Of The Boogie


「The Very Best of John Lee Hooker」。キング・オブ・ザ・ブギと異名を取ったジョン・リー・フッカー。まだここで取り上げたことなかったんだ、と我ながら過去ログ見て不思議に思った。この人結構まっとうな人生生きたみたいで2001年に83歳の老齢で亡くなっているんだけど、そこまで生きながらえていたブルースメンってのも珍しい。昔から伝説にもなっていたので21世紀にもなって亡くなったというニュースを聞いた時にはまだ生きてたのか、と思ったくらい。まだそういう生ける伝説って他にもいるんだろうな。
さてさて、この人のブルースは、正にブギなワケです。っつっても想像すするようなブギー調のブギではなくって、なんつうのか心地良くカラダが揺れてしまうブギっつうか…、それをギター一本で醸し出してしまっているというかね。ギターソロとかアコギのプレイで聴かせるってんでもなくって歌とノリでノックアウトさせるっつう感じかね。有名な曲には「Boom Boom」とかあるけど、ツェッペリンマニアならば「Boogie Chillun」を知っているかもしれない。「胸いっぱいの愛を」のライブのメドレーでカバーされてるからさ。もっとも全然違う曲なんだが(笑)。
っと、オリジナルアルバムは凄くたくさん出ていて、近年に至るまで多用なミュージシャンと一緒にアルバム作ったりしてたからそれこそ数限りなくあるみたいだけど、やっぱり初期のベスト盤あたりで満足出来る部分は大きいね。自分もそんなのが数枚ある感じで、大体この人のパターンが読めてきた~って感じだし。ブルースメンのアルバムってオリジナルのアルバム探すのってほとんど至難の業だしさ、こういう編集CDに頼らざるを得ないんだよね。
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