Nightwish - Wishmaster

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 早いモノでこのブログ始めてからもうすぐ丸三年が経過するみたい。まぁ、一日ひとつづつくらいでもアルバム書いていけば自分のコレクションももう一度聴き直せるだろうと思っていたが、当然その間に入手するCDもいっぱいあって、結局コレクションを聴いていけてるのかどうかあま自信がない。いや、もちろん書いている以上の枚数を聴いているので消化率は早いだろうけど、それ以上に入ってくるモノも多いんだろうなぁ。特にゴシックメタルなんてジャンルはそれまで知らなかった世界なのにハマったらひたすらハマるワケで、すると一気に聴くべきアルバムは50枚くらい増えてさ。いや大変。もちろんそれでも凄く楽しめる世界を提供してくれるので満足なんだけどね。

 んなこともある中、現在ではマルコ・ヒエタラがベーシスト兼ボーカリストとして君臨しているナイトウィッシュ。新ボーカリストの存在も全世界にツアーをしたことでしっかりアピールできて、割と受け入れられている感じだね。まぁ、今更ターヤに戻せ~っても無理だろうから、それも良いか。現役バンドだし、音はかっこよいし、ってな事で、ナイトウィッシュを取り上げてみよう。どれでも良かったけどパッと手に取ったところで…。

Wishmaster Once

 「Wishmaster」2000年リリースの飛躍作とも言うのかな。正直言って無茶苦茶かっこ良いツボを全部押さえてくれます。ギターリフの新鮮さはこのバンドの特色かもなぁ。目立たないギタリストだけど、リフメイカーとしては結構センス良くて、どのアルバムでも必ず「ハッ」とするようなギターリフが入ってる。このアルバムでは冒頭二曲のギターリフがもの凄くかっこ良い。そういうギターリフが山のように詰め込まれているアルバムかもしれない。それと割と常識を覆すような楽曲のリフも多くて、「Wanderlust」や「Crownless」はこんなのあるのか?ってくらいのリフで攻め立ててくる。鍵盤のツォーマスの才能はそこかしこで溢れ出ているので今更書くこともないけど、ホントに叙情的な、そしてハードなセンスに長けている音楽家という感じで、それをメタルで表現しているというのか、ただひたすらかっこ良い。このアルバムでは捨て曲も無く、最初から最後までリフと壮大なアレンジが練られたオーケストレーションとオペラチックな歌声による異色なメタルの世界を繰り広げてくれる傑作。

 このバンドって相当歴史に残るバンドだろうなぁ…。いやぁ、出会えてよかった。ブログやらなかったら出会えてたかどうか分かんない。まぁ何だ、このバンドの弱点ってジャケットセンスくらい。以降のアルバム群も音的にはどんどんレベルが高くなっていて、「Once」でひとつの終焉を迎えることは有名だ。うん、素晴らしい。



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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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elmar35  
カッケー!

ども!
評判は聞いてたんですが、聴いたことがないままでした。
まるでメタルアレンジのオペラみたいで良いですね。
これは嵌りそうな予感がしてきました。
ご紹介感謝します!

2008/08/12 (Tue) 19:28 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>elmar35さん

ハマると抜けられないかっこよさを持ってるバンドでっせ~、これ。テクニックも凄いし何よりもオペラティック名歌とクラシカルなサウンドにヘヴィーメタル。ツボにハマり過ぎます~♪

2008/08/13 (Wed) 08:46 | EDIT | REPLY |   

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