All About Eve - Touched by Jesus
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クロダー・シモンズを追いかけてシリーズは一段落終了して…(笑)、いや、もう他にはあまり見当たらないというかあるけど音が手に入りにくいので即座には難しいってことで、ちと違う角度でマニアックに…。
メロウキャンドルってのは英国でどれだけ根強い人気があるのか知らないけど、多分、やっぱり日本と同じくそれなりのマニアでないと知らない音なんじゃないだろうか?そもそも英国人は自分トコの70年代のバンド群が世界的に意味を持っていたシーンだったという認識がどれくらいあるのか不明なので、メロウキャンドルって言っても、古い人が当たり前に知っているようなもんじゃないと思う。となると、やっぱりそれなりのコレクター向けのバンド、であるはずなのだ。

ってなことを意識してなのか、プロダクションの意向なのかわかんないけど、何とも驚くことにその筋では有名なオール・アバウト・イヴっつう美しきジュリアンヌ嬢を配した英国耽美派バンドが90年代初頭にリリースしたシングル「Farewell Mr.Sorrow」という曲のB面でメロウキャンドルの「Silver Song」をカバーしているのだ。当時リリースされた12インチシングルのB面にしか収録されていないので、まずもってマイナーな存在ではあるのだが、80年代末というプログレ衰退期に彗星の如く登場した久々の女性ボーカルによる耽美派バンドとして日本ではマーキー誌がクローズアップしたもんだから音的には別にプログレでもなんでもないけどやたらとその筋のファンが付いていったという不思議なバンド。ジュリアンヌ嬢の美貌がその人気に拍車を掛けていることは間違いないが、どちらかと言うと英国のニューウェイヴから発展したポップスというような感じの方が強かったんだけど、それよりもアニー・ハスラム配するルネッサンスから流れてくる英国のクリスタルボイス系、そしてしっとりとした音色に絡みつくような美声という女性ボーカル信者には堪らない要素を持っていたワケだ。そこにメロウキャンドルの「Silver Song」のカバーと来たらこれはもうマニアはニヤけた笑顔が止まらないでしょう(笑)。
で、そのシングルのA面となった「Farewell Mr.Sorrow」は三枚目のアルバム「Touched by Jesus」に収録されていて、残念ながら「Silver Song」はCDになって一度もボーナストラックにでも収録されたことのない超レアな曲になってしまっている。しょうがないのでアルバム「Touched by Jesus」を聴き直してみるのだが…、いやぁ~、これはもう極上のポップスとしか云えない作品ですね。ただ、レーベルがヴァーティゴのグルグルレーベルで出ていたのでやはりマニアはオール・アバウト・イヴというバンドにまだ幻想を抱くことになるワケだ。そうだなぁ、プログレとか抜きにして言うと、ポップなんだけどしっとりとした空間にジュリアンヌ嬢の歌が美しく響き、起伏に富んだ楽曲と美しい音色、ギターにしてもベースにしても鍵盤にしてもとにかく美しい音色が鳴り響いているので、耽美系ってのはよくわかる。心地良くなってくるもん(笑)。ということはやっぱゴシックの元祖でもあるんだろうな…。
素晴らしきオール・アバウト・イヴのサイトを発見、「Silver Song」のサンプルも置いてあります♪ →コチラ
2003年にリリースされた再結成?のCD「Cinemasonic」では多分ライブだと思うんだけど、ボウイの「Life On mars?」が最後に入っているなぁ…。う~む、ちと面白いかも…。
メロウキャンドルってのは英国でどれだけ根強い人気があるのか知らないけど、多分、やっぱり日本と同じくそれなりのマニアでないと知らない音なんじゃないだろうか?そもそも英国人は自分トコの70年代のバンド群が世界的に意味を持っていたシーンだったという認識がどれくらいあるのか不明なので、メロウキャンドルって言っても、古い人が当たり前に知っているようなもんじゃないと思う。となると、やっぱりそれなりのコレクター向けのバンド、であるはずなのだ。


ってなことを意識してなのか、プロダクションの意向なのかわかんないけど、何とも驚くことにその筋では有名なオール・アバウト・イヴっつう美しきジュリアンヌ嬢を配した英国耽美派バンドが90年代初頭にリリースしたシングル「Farewell Mr.Sorrow」という曲のB面でメロウキャンドルの「Silver Song」をカバーしているのだ。当時リリースされた12インチシングルのB面にしか収録されていないので、まずもってマイナーな存在ではあるのだが、80年代末というプログレ衰退期に彗星の如く登場した久々の女性ボーカルによる耽美派バンドとして日本ではマーキー誌がクローズアップしたもんだから音的には別にプログレでもなんでもないけどやたらとその筋のファンが付いていったという不思議なバンド。ジュリアンヌ嬢の美貌がその人気に拍車を掛けていることは間違いないが、どちらかと言うと英国のニューウェイヴから発展したポップスというような感じの方が強かったんだけど、それよりもアニー・ハスラム配するルネッサンスから流れてくる英国のクリスタルボイス系、そしてしっとりとした音色に絡みつくような美声という女性ボーカル信者には堪らない要素を持っていたワケだ。そこにメロウキャンドルの「Silver Song」のカバーと来たらこれはもうマニアはニヤけた笑顔が止まらないでしょう(笑)。
で、そのシングルのA面となった「Farewell Mr.Sorrow」は三枚目のアルバム「Touched by Jesus」に収録されていて、残念ながら「Silver Song」はCDになって一度もボーナストラックにでも収録されたことのない超レアな曲になってしまっている。しょうがないのでアルバム「Touched by Jesus」を聴き直してみるのだが…、いやぁ~、これはもう極上のポップスとしか云えない作品ですね。ただ、レーベルがヴァーティゴのグルグルレーベルで出ていたのでやはりマニアはオール・アバウト・イヴというバンドにまだ幻想を抱くことになるワケだ。そうだなぁ、プログレとか抜きにして言うと、ポップなんだけどしっとりとした空間にジュリアンヌ嬢の歌が美しく響き、起伏に富んだ楽曲と美しい音色、ギターにしてもベースにしても鍵盤にしてもとにかく美しい音色が鳴り響いているので、耽美系ってのはよくわかる。心地良くなってくるもん(笑)。ということはやっぱゴシックの元祖でもあるんだろうな…。
素晴らしきオール・アバウト・イヴのサイトを発見、「Silver Song」のサンプルも置いてあります♪ →コチラ
2003年にリリースされた再結成?のCD「Cinemasonic」では多分ライブだと思うんだけど、ボウイの「Life On mars?」が最後に入っているなぁ…。う~む、ちと面白いかも…。
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